携帯電話キャリアはいま、従来の戦略から脱却し、新ステージに向かう必要性に迫られている。

矢野経済研究所が2008年9月に実施したERPに関するユーザ調査結果から、ERPの導入実態を考察する。

SaaSとASPの違いとは？ SaaS市場の急速な成長は果たして“本物”なのか－昨年大きな注目を集めたSaaS事業の本質について、CRM関連の市場調査および分析を担当する研究員が考察する。

1980年代、大企業がグループ事業の多角化の一環として相次いで設立した情報システム子会社。親会社がITアウトソーシングなどの外部リソースを活発に利用するようになったいま、その存在意義が問われはじめている。

携帯電話の分野で、「世界一のワイヤレスブロードバンド」を実現した日本。だが、技術面で先走りしすぎた結果、世界から孤立する結果となった。日本の通信事業者と関連機器メーカーが見出すべき活路とは？

有用性が大いに期待されているECM（Enterprise Content Management）ソリューション。しかし、進歩的概念であるがゆえに、ユーザ実態との間に乖離が生じてしまっている感は否めない。乖離解消のためにベンダが打つべき手とは。

SNSユーザーの動向から見えてくるSNSサイト活性化の方法を、Webアンケートの結果から分析した。その大きなポイントはUGC（ユーザー生成コンテンツ）を増やし、SNSを活性化させることにあった。

急速に普及するSuicaやPASMO,ICOCAなどの鉄道系ICカードは、鉄道事業者や関連事業者の効率化や利潤のためだけではなく、地方においては地域振興のための重要なツールともなる。

これまでITとは無縁と思われていたさまざまな製品が、コンピュータやソフトウェアによってコントロールされ、一体化してきている。それはエレクトロニクス製品だけには留まらない。

米モトローラ社の携帯電話事業が低迷、2008年は5位に転落する見通しとなった。今後、米モトローラ社には、事業全般を牽引するリーダーとそれを具現化するための商品戦略が求められる。

海外勢に完全に圧倒されている日本のICT産業において、業界発展のためには今後中小企業市場の開拓が必須となる。しかし、そのためには重大な課題が横たわっている。

情報通信市場でも、過去様々な勝者を生み出してきた。しかし、その一方で近年は利益率の低下に悩む企業も少なくない。これから技術革新をもってICT業界の勝者に必要なものとは。