矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Daily column

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2026
【発刊裏話】「2026 フィールドワーク支援ソリューション市場の実態と展望」
フィールドワーク支援ソリューションは、現場作業者の中核を担っていた団塊世代が70歳代(離職年齢)に突入した2010年代後半頃から拡大をはじめました。そして、団塊世代全員が後期高齢者(75歳以上)になった2025年前後から現場適用が本格化/加速化している印象です。このように、過去60年以上に渡って日本における現場作業の中核を担っていた団塊世代の現場離職年齢への移行が、当該マーケットにおける最大の追い風です。 ところで、国内の就業者数は近年、増加傾向にあるのをご存じでしょうか?[1] これは主に女性および65歳以上の高齢者(シニア層)の労働参加によるものです。一方、少子高齢化の進展により生産年齢人口(15~64歳人口)は減少しており、特に男性は長期的にみても緩やかな減少傾向です[2]。 ここで起こっていることは、単なる男性労働力の減少ではなく、日本における「労働力構成の変化」である点を踏まえる必要があります。つまり、増えているのは「女性就労者(体力負荷に制約あり)」や「シニア就労者層(身体負担に制約あり)」で、現場作業者の中核となるべき男性の生産年齢人口の減少は不可逆的に進行します。 この点を勘案すると、フィールドワーク支援ソリューションビジネスは、単なる人手不足対応に止まらず、労働力構成の変化を踏まえる必要があるのです。例えば、女性を意識したソリューションであるとか、シニア層を念頭に置いたソリューションを用意する必要があるという事です。 効率化や省人化、自動化といったキーワードは普遍的にありますが、それにプラスして「女性就労者にフィットしたデザインのツール」とか、「シニア層でも使い勝手の良いソリューション」といった視点も、今後のフィールドワーク支援ソリューションビジネスでは必須である点は指摘しておきます。   [1].「労働力調査(総務省統計局)」によれば、2025年平均の就業者数は6,828万人で、前年比47万人の増加(5年連続の増加) [2].15~64歳の男性就業者数:「2009年/3,315万人 ⇒ 2025年/3,264万人」、「2025/2009年対比で1.5%減)」:労働力調査(総務省統計局)
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2026
【アナリスト便り】「2026 フィールドワーク支援ソリューション市場の実態と展望」を発刊
2026年7月22日、「2026 フィールドワーク支援ソリューション市場の実態と展望 ~人手不足/高齢化を背景に、現場向け安全対策でのデジタル活用が急拡大~」を発刊しました。   2026 フィールドワーク支援ソリューション市場の実態と展望 ~人手不足/高齢化を背景に、現場向け安全対策でのデジタル活用が急拡大~ | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所   弊社で考えるフィールドワーク支援ソリューション(現場作業支援サービス)とは、スマートデバイスを始めとしたIT機器及び各種デジタルテクノロジーを活用した、「現場作業者(ユニフォームを着て作業する人のイメージ)」の業務をサポートする仕組みと規定。当該ソリューションにより、作業者の負担低減や作業効率の向上/省人化、安全な作業環境の実現、健康管理/ヘルスケアモニタリング、残業時間の縮減といった働き方改革対応、作業者教育・トレーニングのサポート、業務ノウハウ/技術継承支援などの実現を目指します。 本レポートでは、産業界全体の共通課題となっている「人手不足」や「就労者の高齢化(特に男性就労者)」、「働き方改革対応」、「ノウハウ継承ニーズ」などを背景に、急成長を続けるフィールドワーク支援ソリューションビジネスの現状分析、市場規模及び規模推移、分野別のマーケット分析、2032年度に向けた市場展望などを行いました。   本レポートは、隔年で発刊しているマーケティング資料ですが、ぜひ関連マーケット評価、分析における基礎資料として活用してください。
7 21
2026
「ドコモFGが始動、決済・金融事業のさらなる強化を目指す」
2026年7月1日、NTTドコモの金融事業を一体的に統括する中間持株会社として、NTTドコモ・フィナンシャルグループ(ドコモFG)が事業を開始した。同社は、NTTドコモからの会社分割によって、dカード、d払い、iD、保険といった金融・決済事業と、関連子会社の株式を承継している。   ドコモFG設立の背景には、NTTドコモが通信事業に次ぐ成長分野として金融事業を強化してきた経緯がある。NTTドコモは以前からdカードやd払いといった決済サービスを展開していたが、近年はマネックス証券、ドコモ・ファイナンス、住信SBIネット銀行などを相次いでグループに迎え、決済に加えて銀行、証券、融資、保険まで事業領域を拡大した。一方、各事業が個別に運営される状態では、サービス間の連携や迅速な意思決定、金融固有のリスク管理といった面で課題も生じる。このため、金融分野に特化した経営体制を設け、事業成長とガバナンス強化を両立させる必要が高まっていた。   ドコモFGは、住信SBIネット銀行(2026年8月に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更予定)、ドコモ・インシュアランス、ドコモ・ファイナンス、ドコモマネックスホールディングス、マネックス証券などを傘下に置く。これにより、「支払う」「貯める」「増やす」「借りる」「備える」といった顧客の金融行動をグループ内で幅広く支援できる体制を整えた。これにより、ドコモグループが持つ大規模な会員基盤と、各社の金融ノウハウを組み合わせ、付加価値の高いサービス提供を図る。また、8月には全国のドコモショップでの金融サービスの取扱い開始も予定しており、デジタルだけでなく店舗での口座開設や資産形成を支援することで、金融サービスに不慣れな層にも接点を広げる方針である。   決済・金融市場においては「経済圏」の強化による顧客の獲得競争が続いているが、ドコモFGの設立によって、ドコモグループとしても、顧客一人ひとりの生活やライフステージに応じた多角的な金融サービスの提供を推進する体制が整った。今回の再編が他社や市場全体に与える影響も大きく、今後は顧客の維持・獲得に向けた競争が一層加速することが見込まれる。

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2026
2026 フィールドワーク支援ソリューション市場の実態と展望 ~人手不足/高齢化を背景に、現場向け安全対策でのデジタル活用が急拡大~
矢野経済研究所では、スマートデバイスを始めとしたIT機器・デバイス及びデジタル技術を活用した、「現場作業者(ユニフォームを着て作業する現場作業者をイメージ)」の業務をサポートする仕組みをフィールドワーク支援ソリューション(現場作業支援サービス)と規定。当該ソリューションは、現場作業者の負担低減や作業効率の向上/省人化、安全な作業環境の実現、健康管理/ヘルスケアモニタリングの実現、働き方改革対応、作業者教育・トレーニングサポート、業務ノウハウ/技術継承支援、意思決定支援などを目指すソリューションの総称である。 本レポートでは、企業取材/文献調査を中心に、関連ソリューションの整理分析による当該マーケットの現状把握、分野別の動向分析、ビジネス構造の把握などを実施。その上で、2032年度を目処とした市場規模の算定及び、システム別/デバイス別の定量化などを行った。 2025年度のフィールドワーク支援ソリューション市場規模は、前年対比39.5%増の1,558億円と大きく拡大。外部環境の追い風に加え、「実効性の高いソリューションの登場」や「ソリューション自体の低廉化」、「ドローンやIoTロボットの普及」などがあり、2022年度から見ても当該マーケットは急成長。そして2032年度にかけても高伸長を継続すると予想する。 調査対象分野/カテゴリーは、「建設/土木、製造・工場、 倉庫/物流、運輸(旅客輸送)、 流通/小売、料飲/外食、医療/ヘルスケア、介護、農林水産・畜産、インフラ/エネルギー設備/防災、ビル管理、 警備・セキュリティ、防犯・見守り」の13分野/カテゴリーとし、各分野ごとの分析(各論)を行っている。 ページ数286頁 2026年7月22日、矢野経済研究所発行
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2026
2026年版 デジタルマーケティング市場の実態と展望 ~生成AI/AIエージェントが促すSaaSモデルの再編~
デジタルマーケティング市場の最新動向、市場規模、将来予測を網羅した市場調査資料です。 デジタルマーケティング市場は2025年に4,201億円に達しました。矢野経済研究所は同市場が今後も成長を続け、2026年は4,789億円、2029年には6,795億円に達すると予測します。2025年から2029年の年平均気温(CAGR)は12.8%で推移すると見込みます。 顧客体験(CX)の向上に向けた取り組みが進展し、デジタルマーケティングツールは企業の競争優位性を支える基盤となっています。近年、デジタルマーケティング事業者は生成AI技術をツール取り込み、その機能を補完・拡張する動きが見られます。また市場では、自律的に稼働するAIエージェントが登場し、人手不足やスキル不足の解消が期待されています。一方で、AI技術の進展は、デジタルマーケティングツールの提供価値や競争軸に変化の兆しをもたらしています。 本資料では、CRM/SFA、MA、CDP市場を対象に、主要ベンダーの事業概況、ユーザー企業動向、AI技術への取り組み状況を調査します。あわせて、デジタルマーケティングの実務において生成AIやAIエージェントがどのように活用されているか、AI関連サービスベンダーの実態と動向を明らかにします。 全129頁。2026年6月30日、矢野経済研究所発刊。
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2026
2026 AI時代のサイバーセキュリティ市場の現状と展望
近年は、AIによる攻撃が急増しています。被害報告も増える中、経営層のサイバーセキュリティに対する意識は高くなっており、サイバーセキュリティ=「IT部門が担う技術的なもの」から「事業を継続するための経営基盤そのもの」という認識が広がり始めています。本調査レポートでは、各ベンダーの取組から広くサイバーセキュリティ市場について言及するとともに、サイバー保険、IT資産管理、アイデンティティ管理の各市場についても焦点をあてるとともに、実務者へのアンケート結果から得られたリアルな市場の温度感についても触れています。 本レポートは2026年5月に発刊したサイバーセキュリティに関するレポートで、市場規模にはハード、ソフト、サービスを含みます。 調査期間は2026年3月~5月、アンケートは2025年6月~9月に実施しています。 各市場の成長率は下記の通りです。 サイバーセキュリティ市場の2025年度の市場規模は前年度比9.2%増 アイデンティティ管理(IDaaS)市場の2025年度の市場規模は前年度比16.7%増 IT資産管理市場の2025年度の市場規模は前年度比11.7%増 サイバー保険市場の2030年度のCAGR(年平均成長率)は109.4% ※2025年度からのCAGR

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