矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Daily column

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2019
cookie規制の強化、日本を含め世界各国で
インターネットイニシアチブ( IIJ )が開催する cookie 規制強化に関する勉強会に行ってきました( 12/5 )。   まず、 cookie とはウェブサイトの顧客番号札のようなもので、ウェブサイトが初訪問の利用者に唯一識別番号(= cookie )を渡すことでブラウザを一意識別できるようになっています。 cookie に関する問題点として、プライバシー上の懸念が挙げられます。「サードパーティ cookie 」(広告エージェントなど第三者が設定する cookie )を利用して収集したインターネット上の活動履歴を分析することで、利用者のプロファイル(性別、年齢、趣味嗜好など)が推論でき、広告エージェントなどにプロファイルが露出してしまうからです。 そこで、フランスやドイツなどの EU 加盟国を始め、米国・カリフォルニア州やブラジルなどで cookie 利用の規制を強化しており、日本でも「個人情報保護法 いわゆる 3 年ごと見直し 制度改正大綱(骨子)」( 2019 年 11 月 29 日)において cookie 規制に関する言及がなされました。 骨子段階では一定のサードパーティ cookie が規制の対象になる模様で、今後については 2019 年中に大綱が決定され、 2020 年の通常国会で個人情報保護法の改正案が提出される見通しです。   個人情報保護法の改正により個人としてはもちろん、広告エージェントやウェブサイトを運営する企業など法人として影響が及ぶ範囲も広いため、来年の改正案提出に向けての動向に注目する必要があります。(星裕樹) --- ※写真は、 IIJ  ビジネスリスクコンサルティング本部 副本部長 鎌田博貴氏
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2019
【リレーコラム】令和と書いて「へんかのおもしろさ」と読みたい
矢野経済研究所ICT・金融ユニットでは、研究員が日々ICT関連分野の調査/研究をしています。2019年度は「平成を振り返って/未来に想いを寄せて」をテーマに、リレーコラム形式でICT・金融ユニットのメンバーが順に綴っていきます。11人目は、MaaSやネットワークカメラ市場をみている森です。 --- さて令和元年だ。「令をかかげて和をなす」と読めば、車載IT担当者としては欧州の掲げる「標準化」、米国の掲げる「プラットフォーム化」を連想してしまう。自動車産業は「CASE」をキーワードとする世界的大変化の渦中にある。企業は大変化に対応しなくては生き残れず、しかし単独では難しいので、標準化やプラットフォーム化を掲げることで仲間を募り、一緒に大変化しようと試みている。出来たところだけが生き残れるのだ。そして個人的にも大変化が求められている。何せ所帯を持って30年なので、自分も周囲も30年かけてため込んだ多様なものの重さがある。家庭・組織・社会から求められるものも色々と重くなってきているのだ。「令和」と書いて「へんかのおもさ」と読みたい。むしろ一歩進んで「へんかのおもしろさ」と読めれば、もっといいだろう。(森健一郎)

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