矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Daily column

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2026
【発刊裏話】「2026年版 クラウド基盤(IaaS/PaaS)・データセンターサービス市場の動向と展望」
2026年2月27日、「2026年版 クラウド基盤(IaaS/PaaS)・データセンターサービス市場の動向と展望」を発刊いたしました。 昨年もクラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場を調査しており、その際に書いたコラムではソブリンクラウドやデータ主権の議論について、「外資系クラウドにシェアを奪われている国産クラウド事業者が喧伝しているだけなのでは」と、若干慎重な見立てをしていました。改めて、今回クラウド基盤事業者との対話を通じて、ソブリンクラウドや各種主権確保の必要性を認識するユーザー企業が確実に増加していると実感しました。特に、重要なインフラを担う企業にとって、経済安全保障を巡る環境が変化するなかで、「データをどこに、誰に預けるか」という問いが、優先順位の高い検討事項になってきています。現時点で実運用に至っている企業は限定的ですが、その必要性を議論の対象とする企業は着実に増えています。   もちろん、事業者側がこのトレンドをマーケティング的な施策として活用している側面は否定できません。それでも、各種主権を担保するための技術基盤や運用手法の高度化は進展しています。今後は、これらの必要性を認識する企業に対し、クラウド事業者が技術やサービスを適切に提供していくことが重要となります。こうした基盤が整備・普及することで、国内のデジタル基盤が強化され、日本の国土強靭化に寄与することを期待しています。
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2026
「PLMベンダーのアラスジャパンが事業戦略発表会を開催」
2026年2月20日、PLMソリューション「Aras Innovator」を展開するアラスジャパンは、2026年事業戦略発表会を開催した。 まず2025年の同社の取り組みを振り返ると、「Aras Innovator SaaS」提供を大きな原動力として、順調な業績拡大を続けた。 そして迎えた2026年、エンジニアリングAIプラットフォームである「Aras InnovatorEdge」をドライバーとして、PLMの枠を超え、エンジニアリング環境のさらなる改善を進めるべく、AIの本格的な活用に動き出す。 これまでのPLMは、エンジニアリングのマスターデータを管理するデータベースの役割を担っていた。これからはその在り方をAIによって変え、複雑な入力インターフェースを軽減し、データによる分析や提案まで行うことで、エンジニアの業務負担軽減を図っていく。まずは2026年4月の北米コミュニティイベントにて、Aras InnovatorEdgeに関する大々的な発表を行う予定である。   今回の事業戦略発表会で個人的に興味深かったことは、対話型コーディングにより構築時のカスタマイズ対応をユーザー企業が内製化できることで、PLM構築に係る高額費用という課題を改善するスキームである。これは、ユーザーだけではなく、同社の販売パートナーのビジネスモデルにまで影響を与える。今後販売パートナーはエージェント構築等、より高度な支援を行い、同社とユーザーとともに価値を共創していくことになるという。パートナーにとっても大きなインパクトとなる方針であり、Aras Innovatorを中心に築かれるエコシステムの行く先が気になるばかりである。   弊社では、マーケティングレポート「 2025 PLM市場の実態と展望 ~製造業エンジニアリング領域を中心としたデータソリューション~ 」を2025年6月に発刊しており、このレポートの中でもPLM市場のメインプレーヤーの1社としてアラスジャパンを取り上げている。AI活用の取り組みが深化し、ユーザーが機能やインターフェースとして利用するフェーズに入っている中、市場や他ベンダーへの影響を含めて、同社の今後の動向に引き続き注目したい。
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2026
車載ソフトウェアに関するセミナーに登壇します(3/17)
3月17日にSBクリエイティブさん主催のセミナー「 SDVは市場環境をどう変えるのか― 車載ソフトウェア時代の新規参入と勝者の条件 ― 」に登壇させて頂くことになりました。中国のThunderSoft日本支社の副社長、盛峰 氏とともに登壇します。 弊社では、これまでに「 車載用ソフトウェア市場の実態と展望」(Vol.1:協力会社編/Vol.2:OEM、Tier.1、2編)や「SDV時代における車載アプリケーション市場の徹底研究 」といったタイトルで車載ソフトウェア領域について調査レポートを発刊。市場規模に留まらず、アーキテクチャの変遷を含めてウォッチ、事業者の皆さまとディスカッションをさせて頂きながら実態に近いアーキテクチャを表現すべく精度向上に努めております。 実は!!!2026年3月には同領域の最新レポート「 2026 AI-DV(AI定義車両)市場の実態と展望 ~SDV/車載ソフト市場の構造大変革、産業OS・都市OS化を目指す未来~ 」の発刊に向けて最後の追い込みを図っております。 出来立てホヤホヤの調査結果も踏まえ、最新動向などについてお話しできればと思いますのでお楽しみに! 最後に、本セミナー、何やらオリジナルレポートの進呈もあるそう(これから作ります)ですので、ぜひお時間ありましたらお誘いあわせの上、ご参加いただけますと幸いです。   ■イベントのページ https://www.sbbit.jp/eventinfo/87865

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