矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2023.11.30

2023 インターネット広告市場の実態と展望

コロナ禍は様々な産業分野においてデジタル化を加速させ、それと同時にインターネット広告の需要も拡大している。2022年頃からコロナ禍における行動制限の緩和が進み、世界の社会・経済は正常化に向けて動き出しているが、過去とは違う形でインターネットを中心にした新たな生活様式が定着し、さらに高度化した技術やマーケティング戦略、運用がインターネット広告業界に求められている。 また近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の登場はインターネット広告業界に強力な影響を与えるとみられている。一方、2024年から予定されているGoogleのクッキーの利用制限は、インターネット広告におけるコンプライアンスの在り方やこれまでの運用方法を変えてくる可能性があるとみられる。 本調査では国内インターネット広告市場の最新動向と主要事業者の事業戦略、業績動向をとりまとめると共に、インターネット広告のセグメント別市場動向および市場の今後を展望する。

2023.07.31

2023 メタバースの市場動向と展望

2021年~2022年は、国内企業がメタバース事業に積極的に資金を投入し、様々な取り組みが行われた。一般企業のみならず自治体や行政もメタバースを活用した取り組みに参加し、多様な分野でメタバースを活用した実証実験やサービスが提供された。 メタバースの認知は穏やかに広がっていたが、去年一気に加速し、メタバースがブームとなった。しかし、2023年は前年に比べて熱狂的なブームが落ち着き、またコロナという特殊な状況もなくなった。このような変化はメタバースの活用を真剣に検討してきた事業者においてはビジネス展開を加速するための環境が整ったと言える。 活用分野では、単なるメタバース空間でのコミュニケーションだけではなく、仮想店舗や企業のDXなど、より生産性が伴う領域でメタバースの活用が増えている。また、UGC(User-Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)によるCtoCを志向し、デジタルコンテンツのマーケットをローンチするプラットフォーマーが増えている。 さらに、メタバースと生成AI、Chat GPT、EC、NFTなどを掛け合わせることで多様なニーズが今後広がる可能性があると予想される。 本レポートでは、メタバースを活用したビジネス事例を各分野別にまとめると共に、国内の参入企業の事業動向および市場の今後を展望する。

2023.07.28

2023年版 IoT/M2Mマーケット ~IoT活用が進む製造現場/建設現場/エネルギー分野などの実態と2030年展望~

IoT/M2Mビジネスに関して、主要事業者からの情報収集及び文献調査などをもとに、当該マーケットの現況評価、ビジネス構造の把握、テクノロジー情報、主要事業者の取り組み、ユースケース事例、注目テーマ研究(デジタルツイン/CPS、IoTプラットフォームなど)などを明らかにする。さらに、収集情報をベースとしたカテゴリー別のIoT/M2M需要の現況把握並びに、2026年度を目処とした需要予測を行う。

2023.03.30

2023 IoT活用が進む製造現場/製造業の実態調査 ~製造業におけるサービス提供モデルのポテンシャル~

本資料「IoT活用が進む製造現場/製造業の実態調査2023」では、製造業や製造現場におけるIoT活用の実態を把握するとともに、IoT活用を踏まえた今後の製造現場の展望を行う。 また近年、製造業において起きているビジネスモデルの変化も探る。例えば、機器販売モデル(売切モデル)から、サポートや維持・管理なども含めたサービス提供モデル(従量課金モデル、サブスクリプションモデル、一括保守契約モデルなど)へのシフトや、製品へのIoT適用といった取り組みを深堀する。

2023.02.28

2023年版 オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測

BtoC EC市場の拡大等を背景に、主にECサイト向けにクレジットカード等の決済手段を提供しているオンライン決済サービスプロバイダーの市場規模は成長を続けている。決済サービスとしては、コード決済(オンライン)や後払いの取扱高が急速に拡大している。また、BtoB展開を強化する取組みもみられ、決済代行業者や後払い事業者が掛け払いサービスをはじめ、BtoB取引を支援する各種サービスの提供に注力する動きも出ている。さらに、オンライン決済サービスプロバイダーは、リアルやオムニチャネル、公金等へサービス提供領域を拡大している。 本資料では、決済代行業者・後払い事業者の実態把握に努めるとともに、将来を展望する。

2023.02.27

画像解析システム市場の現状と将来展望

画像解析システムは技術的には早くから期待され、各社が様々なシステムやアプリケーションを展開している。しかし、依然として市場に定着しているとは言い難く、提案段階が続いている。 そうした中、比較的早期に立ち上がると期待されてきた流通分野のマーケティング用途では、次第に大手流通業での採用が始まり、期待感が高まっている。また、顔認証に関してもNECを始め、大手ベンダーが注力しており、社会的な認知度の高まりとともに、少しずつ実績を積み上げている。更に車両のナンバー読み取り用途でも、少しずつ実績が上がりつつあり、その利便性が注目されている。 当資料は画像解析システムでも、市場が形成されつつある画像解析の主要分野に加えて、注目される様々な分野の現状を調査することで、今後の将来性を展望するものである。

2023.01.31

2023 アフィリエイト市場の動向と展望

新型コロナウイルスをきっかけにインターネットを中心とした消費者の生活様式が定着しており、アフィリエイトをはじめとした成果報酬型のインターネット広告市場は堅調に推移している。2022年はコロナの影響が一巡して、アフィリエイト市場における業種別トレンドも変化がみられている。一方で、虚偽・誇大なアフィリエイト広告による消費者被害が増えていることから、消費者庁は「アフィリエイト広告等に関する検討会」を開催するなど業界では市場の健全化を図る取り組みが積極的に行われている。 本調査ではアフィリエイトを中心とした成果報酬型のネット広告の市場実態を明らかにするとともに、将来を展望する。

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