クレジットカード決済がキャッシュレス決済を牽引しており、カード会社が今後も業績は拡大していく見通しです。ポイント発行による囲い込み戦略の強化を図っていますが、ポイントだけに頼る施策では限界を迎えつつある中で、クレジットカードの付加価値向上が重要な取組みとなっています。カード会社は新たな新領域での業容拡大を進めており、比較的消費動向に比較的左右されにくい法人カードの拡大や、BPSPへの取組みを進めている所です。 本調査レポートでは、クレジットカード会社の取組みを網羅的に整理・分析し、キャッシュレス決済市場のあり方を展望いたします。
新型コロナウイルス感染症を契機に多くの企業においてテレワークなどの新たな働き方の導入を推進したものの、2022年にコロナ禍が明けて以降は、新たな働き方として恒常化する動きがみられる一方、出社をメインとした従来の働き方に戻す動きもあり、各社で模索が続いている。 そうしたなか、コロナ禍においてはオフィスワーカーを中心に在宅勤務が進む中で、ビジネスチャットやWeb会議ツールが必要不可欠な存在となってきたものの、コロナ禍が明けて以降は、現場ワーカーにも浸透させるべく、ビジネスチャットツールの位置づけを業務の効率化や業務の自動化を実現するためのプラットフォームへと変化してきている。 今回はビジネスチャットツールに焦点を当て、コロナ禍とコロナ禍明けとでの変化と併せて、同ツールの内容やユーザーの活用動向、課題などについて分析することを目的とする。
2023年はコロナという特殊な状況が解消され、参入事業者においては、メタバース事業に対するROI(投資収益率)の向上について再検討が行われ、市場は幻滅期に入っていると考えられる。コロナ禍で、明確な目的がなく新規事業として参入した事業者の中では撤退する企業もみられるが、着実に実務用途に向けて事業化が進んでいる企業も増加している。従って、メタバースの事業化に向けた環境は整ったと考えらえる。 2024年においては、特に自治体による実証実験が活発に行われており、実際に導入が進んでいる自治体が増加している。また、メタバースとの親和性が高いAIを活用した研究開発も進展しており、AIアバターや生成AIを活用した3Dコンテンツ制作など、さまざまな取り組みが進められている。 本調査では、メタバースを活用した先進事例および国内の参入事業者の事業動向を取りまとめ、市場の現状を分析するとともに、市場の今後を展望する。
2020年のコロナパンデミックをきっかけにECの利用が急増し、ECサイト構築支援サービスの需要も増加している。また、コロナ禍においてライトなSaaS型で新規参入した事業者の間では、コロナ禍が収束した後、EC事業から撤退する事業者と、事業規模が拡大して本格的にEC事業に取り組む事業者の二極化が進んでいると見られる。 最近ではAI技術の進化に伴い、AIを活用して顧客体験の向上やEC事業者の業務効率化、収益の最大化が図られている。例えば、AIチャットボットによる接客やよりパーソナライズされた商品レコメンド、商品説明文の自動作成、SNSやCRM運用の自動化などが試されている。ECサイトの運用においてAI技術は、単純な作業の業務効率化だけではなく、クリエイティブ領域でもAIの活用が期待されている。 本調査ではECサイト構築支援サービス事業者の事業動向と共にAIを活用した取り組みをまとめ、市場の実態と将来性を展望する。
フィールドワーク支援ソリューションとは、スマートデバイスを始めとしたIT機器/ITテクノロジーを活用した、「現場作業者(ユニフォームを着て作業する現場作業者をイメージ)」の業務をサポートする仕組みと規定し、作業者の業務負担低減や作業効率の向上、安全な作業環境の実現、健康維持・増進、働き方改革対応(残業時間などの縮減)、作業者教育・トレーニングのサポート、業務ノウハウの継承支援などを目指している。
今政府は「資産運用立国実現プラン」を掲げ、さまざまな領域での資産形成の促進を進める環境整備に取組んでいます。2024年より、新NISAが開始されており、ネット証券を中心に会員が拡大し、NISA経由での投資信託への資金流入が急速に拡大しています。個人投資家の株式売買においてはネット取引が主流となり、取引手数料無料化を開始するネット証券会社も出てきていることから、更に活況を呈しています。今後国内においても証券業界再編が進む事が予想されており、業界を越えた再編の可能性が高まっています。 本調査レポートでは、証券会社の取組みを網羅的に整理・分析し、ネット証券市場のあり方を展望いたします。
2022年はコロナの影響でインターネットを中心にした新しい生活様式が定着し、これまでアフィリエイトで取り扱わなかった新規ジャンルの需要増加などにより市場が拡大した。2023年も引き続き新規ジャンルの成長とEC化率が進み、市場は成長している。一方で、市場の健全化を促進しようとする行政や業界団体の取り組みがあるにもかかわらず、消費者を欺く不正広告や広告主を欺く獲得の仕方が未だに存在しており、アフィリエイト市場の大きな課題となっている。2023年はステマ規制の実施や個人情報保護法に関するプライバシーポリシーの明記など、アフィリエイトに関わる様々な法規制やルールが整備された1年となった。 本調査ではアフィリエイト市場の最新動向と主要ASPの事業戦略、業績動向をとりまとめると共に市場の今後を展望する。
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