矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2021.12.28

2021 ドローン(UAV/UAS)の世界市場と将来予測

2021年のドローンスペースでは、リモートIDとそれらを活用する運航管理システム(UTM)が主題になった。ドローン元年と言われた2015年から6年。投資が加熱した時期から一転、ある意味で落ち着きを得たドローン産業の注目分野はどこにシフトしたのか? DJIの独走態勢は続くものの、新たなドローン機体メーカーも浮上している。ドローン機体そのものに加え、ドローンに搭載可能なペイロードとそれらによって取得されたデータの解析のテクノロジーも進化を遂げている。本書では、ドローンとそのサービス市場とその成長性を改めて追跡する。軍用から民生用までのドローン(UAV/UAS)などすべての無人航空機とそのシステムをも含め、ドローンマーケットとしてドローン市場の全体像や需要分野別の市場規模と2027年までの予測をレポートする。

2021.12.27

2022 屋内位置情報ソリューションの可能性展望

屋内位置情報ソリューション市場は2020年度には一旦成長を止め、31億8,000万円、対前年比99.7%と、前年をわずかではあるが割り込む規模となった。2021年度は再び市場を拡大させる見込みであり、前年比129.9%の41億3,000万円が見込まれる。コロナの影響はあったものの市場は拡大傾向にはある。しかし、以前と比較すると、その勢いは停滞感を拭うことができない。 今後の見通しに関しては、製造、物流等といった現業分野の成長は、オフィス分野等にやや遅れるだろう。それは、現在これまで主流であったBLEによる測位から、別の技術が模索されている状況であり、次の市場の中心となる技術が定着するまで時間を要すると見る。オフィス分野に関しては、当面は順調にその規模を拡大すると見込む。 このような屋内位置情報ソリューションの市場実態と今後を展望することが当レポートの目的である。

2021.12.22

2022 テレワーク時代の経費精算と複合機連携

日本ではコロナ禍を契機としてテレワークが急速に普及しており、テレワークを制度化し本格的に運用する企業が増加している。オフィスにおける複合機の在り方が見直される中、スキャン機能などを活用して紙を電子化する複合機連携ビジネスに注目が集まっている。また、経費精算ソリューションはペーパレス化の加速や電子帳簿保存法の改正などに伴い、市場が好調に推移している。 本レポートでは、複合機メーカと経費精算ソリューション提供事業者へのヒアリングを通じて、テレワーク時代の経費精算と複合機連携に関する現状と将来展望を分析している。

2021.11.30

2021年版 クレジットカード市場の実態と展望

カード業界は、コロナ禍により、特定分野における取扱高が縮小したことなどにより、成長率が鈍化しています。近年ではコード決済の市場が急拡大しており、その動向に注目が集まっていますが、カード会社は、コード決済サービス提供事業者を競合とはみておらず、提携や協業等への取組みを進めることで、キャッシュレス化を推進しています。また、Visaタッチ等のコンタクトレス決済への取組みも進めており、決済サービスのニーズの多様化に対応しています。加えて、比較的消費動向に比較的左右されにくい法人決済分野にも注目が集まっています。本調査レポートでは、クレジットカード会社の取組みを網羅的に整理・分析し、キャッシュレス決済市場のあり方を展望いたします。

2021.11.26

2021 社会インフラ向けICT市場の実態と展望 ~次世代型の社会インフラITソリューションシフトが進む社会インフラIT~

国内での社会インフラ関連事業(入札案件)に関して、入札情報・文献調査・企業調査などをもとに、マーケットの現状、事業構造などを踏まえた上で、社会インフラIT市場規模の算出及び2025年度を目処とした社会インフラIT市場予測を行った。

2021.10.29

2021年版 デジタルマーケティング市場の実態と展望 ~CX向上に向けたツールの活用実態~

新型コロナウイルスを背景に消費者の行動様式が変わり、企業の顧客とのコミュニケーションのあり方は大きく変化している。 顧客の購買行動のオンラインシフトが進んだことで顧客に関するオンラインデータが充実してきたほか、IoT の普及などによって多種多様なデータを収集、共有、分析・活用しやすくなってきたことで、昨今はCX向上や新規事業の創出などを目的に、ビジネスにおけるデータの活用がより積極的に取り組まれてきている。 本調査レポートではDMPベンダやMAベンダ、CRM/SFAベンダ、データ取引所ベンダなどの関連ベンダに事業の概況やユーザ企業の状況などを聞くことで、CX向上に向けたデジタルマーケティングツールの活用実態や、ビジネスにおけるデータの活用実態を把握していくとともに、関連事業者に対して今後にビジネス拡大に向けた有益な情報を提供することを目指してまいります。

2021.10.27

2021 保険代理店のInsurTech日中比較研究 ~保険業務DXの実態~

本レポートは、矢野経済研究所と中国・衆安グループのZAテクジャパンによる共同研究を通じて、日中での保険代理店を巡るビジネスおよびInsurTechの事業動向について比較することで、両国の事業者にとって更なる事業成長の可能性、方向性を探ることを目的としている。 本調査にあたっては、保険代理店におけるInsurTechに関する取組み状況について、日本市場は当社において、中国市場はZAテクジャパンにおいて各々調査を実施した。また、中国については、保険会社の動向についても調査、その動向を記載している。

2021.10.07

2020年度版 商用車テレマティクス/コネクテッドカー市場予測

国内商用車テレマティクス・コネクテッドカーの市場動向を調査・分析。デジタルタコグラフ、ドライブレコーダー、車両動態管理システム等に関する調査。商用車を取り巻く環境に関する調査・分析。

2021.09.30

2021 インターネット広告市場の実態と展望

近年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で対面でのサービスが困難となり、様々な産業分野においてデジタルシフトが急速に進んだ。それを背景に人々のインターネットの利用率、利用時間が急増し、インターネット広告市場も共に成長拡大しているとみられる。 そこで、本調査ではコロナ禍でインターネット広告市場における主要事業者の業績動向、事業戦略、今後の方向性を取りまとめると共にインターネット広告のセグメント別市場動向および市場の今後を展望する。

2021.09.29

2021年度版 業務車両/MaaS車両向けコネクテッドサービス市場予測

今回は2020年~35年までの国内商用車販売・保有台数推移(乗用車内フリート含む)とそこに搭載されるコネクテッド端末台数、その上で展開されるコネクテッドサービス市場規模推移を予測。また自動車以外にも配送ロボットや超小型モビリティ等についても推移を予測。その背景ストーリーをまとめていく。

2021.09.28

2021 画像解析マーケティングソリューションの将来展望 ~リテールAI実用化への道のり~

リテール分野では刻々とEC化が進展する一方、リアル店舗の役割はモノを販売するだけでなく、顧客の反応を観察する場としての役割を期待されるようになってきた。また、POSやID-POSでは知ることのできない、購入されなかった商品に対する顧客の反応は今後重要な情報となりうる。これらを比較的安価に入手することができる方法として、従来から小売り分野と親和性の高い監視カメラを活用した画像解析システムが注目を集めている。しかし、各方面で実証実験は進むものの、これまで本格導入に至る事業者はそれほど多くなく、市場規模はまだまだ成長の軌道に乗っているとは言い難い状況である。 当該市場の今後の拡大に必要な要素を模索しつつ、将来の展望を実施する。

2021.09.15

2021 量子コンピュータ市場の現状と将来展望

国内の量子コンピュータおよびミドルウェア、アプリケーションの現状に加えて、2020年度~2050年度までの活用ロードマップについて、「各参入プレーヤーの動き」「技術動向」、「ユーザー企業の活用動向」という 3 つの視点から調査し、動向や課題などの実態を把握するとともに、短期から中長期までのロードマップについて予測した。また今回、新たに量子人材の特性や育成についても取材、取材を基に当社としてベンダー側、ユーザー側が整える必要のある量子人材の特性を明らかにした。

2021.06.30

2021年版 商品券・ギフト券/eギフト市場の実態と展望

スマートフォンの台頭により、プリペイドを活用したギフトサービスは転換期を迎えています。近年では紙からプラスチックカード型のギフトカードへとニーズが変化しており、新型コロナウイルスの影響で、紙やカードなどのモノ(媒体)や人を介さないeギフトの普及が本格化しています。 本調査レポートでは、従来の商品券・ギフト券の発行事業者に加え、eギフトサービスの提供事業者を対象に調査を進めていきます。eギフトの普及による従来の商品券・ギフト券のニーズの変化や、eギフトサービスがどの程度市場のニーズを捉え、発行額を拡大させていくか、を把握することで、プリペイドを活用したギフトサービスの方向性を展望いたします。

2021.05.31

2021 日・中・韓におけるEC市場の最新動向とECサイト構築支援サービス市場の実態調査

コロナ禍で、人との接触が頻繁に行われる対面でのビジネスが困難となり、EC化率が急増し、ECでの取引が世界中で急拡大している。それに伴い、ECサイトの構築・運営支援および越境ECをサポートする事業者が増え、関連市場も共に拡大している。 そこで、本調査では日中韓におけるEC市場の最新トレンドを取りまとめると共に、市場の成長性を展望する。 さらに、ECサイトを構築したものの売上最大化が実現できていない企業に対する運営代行・支援市場も拡大しつつあるなか、ECサイト構築/運営代行市場を牽引する主要事業者への直接ヒアリングを通じて、業界実態を徹底解剖し、今後を展望する。

2021.05.31

2020-2021 生命保険会社におけるInsurTech市場の実態と展望

本レポートでは、国内の生命保険業界におけるInsurTech の現状について、「生命保険会社」「SIer(システムインテグレーター)・専業ベンダー」「InsurTech ベンチャー企業」という3 つの視点から調査し、動向や課題などの実態を把握するとともに、今後の市場動向を展望した。 特に生命保険会社について、従来、ICTに係る取組みに焦点を当ててきたが、今回は、健康増進型保険や疾病管理プログラムに留まらず、引受基準緩和型保険や就業不能保障保険など、医療ビッグデータなどを活用した新たな保険に関する取組みにも光を当てた形となっている。 次に各々の視点の詳細について説明する。まず「生命保険会社」については上述したように保険商品に光を当てた形となっている。また、「SIer」については、InsurTech 戦略や取組み、ベンチャー企業との協業や提携・出資の可能性などについて調査した。そして、「InsurTech ベンチャー企業」は、戦略や取組みのほか、生命保険会社などとの協業可能性などを調査した。

2021.05.31

IoT活用でサービス化する製造現場/製造業の実態調査 ~BtoB向けモノづくり現場でのサービス提供モデルの可能性~

近年、機器販売において、ビジネスモデルの変革が起きている。具体的には、従来の単品売切モデルから、サポートや維持管理、消耗品提供なども含めたサービス販売モデル(従量課金/MFPモデル、定額/サブスクリプションモデル、バリューシェアモデル、アフタービジネスモデルなど)へのシフトが進む。また工場現場では、生産設備・機器の保全/メンテナンスや稼働監視/状態監視などで、IoT/クラウド、AIなどを使った次世代型保全も始まっている。さらに品質管理や検品(外観検査など)、生産ライン監視、作業者見守りといった部分で画像解析ソリューション活用も始まっている。こうした点を踏まえた上で本資料では、製造業や製造現場におけるIoT活用の実態を把握するとともに、併せてIoT活用を踏まえた今後の製造現場でのビジネス展望を行う。

2021.03.30

2021年版 オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測

オンライン決済サービスプロバイダー市場は、EC化の進展に加え、対象業種の拡大、BtoB決済やリアル・オムニチャネル領域への進出等により、拡大を続けている。また、コロナ禍を機にEC事業に参入する事業者が、決済代行サービスを導入するケースが増加している。 決済代行業者は、QRコード決済(オンライン)をはじめとする決済手段の拡充や、コロナ禍において一層ニーズが高まっているオムニチャネルに関するサービス提供、大きな市場が見込めるBtoB分野への進出等を通じて、事業拡大に向けて取組んでいる。また、後払い決済サービスにおいては、翌月にまとめて料金を支払うマンスリークリア型のサービスが台頭している。 本調査レポートでは、決済代行業者を中心に、後払い決済サービス提供事業者や集金代行業者を取材することで、オンライン決済サービスプロバイダー市場の実態を把握し、将来を展望した。

2021.03.17

IoTマーケット参入動向の徹底調査 ~ITベンチャー・中小IT企業の取り組み実態~

with コロナ時代において、「リモート」「遠隔」をキーワードにするIoT関連ビジネス(AI、解析、IoTプラットフォーム、IoTネットワーク、IoTデバイスなど含む)は、まさに時代のニーズに合致するテクノロジーとして再評価が進む。そのためIoTは今後、アフターコロナにおいて成長が加速するマーケットとして期待が高まる。 IoT関連マーケットでは、ベンチャーやスタートアップの他、製造や金融、商社などからの異業種参入も増えている。参入スタイルは、IoTデバイス/IoTプラットフォーム/AI/データ解析/IoT通信・ネットワーク領域など多岐に及ぶ。ターゲット分野は、「小売/流通」や「マーケティング/サービス」、「製造」、「IT(汎用用途含む)」向けが多いが、特にAI/データ解析系では「製造」や「金融」向けの取り組みが多くなっている。

2021.02.26

債権管理システム関連市場の実態と展望

キャッシュレス決済の拡大により、クレジットカードや後払いなど、様々な与信ビジネスが生まれている中で、延滞債権の発生件数も与信ビジネスの拡大に比例して、増加していくことになる。 その中で、債権管理システムや債権回収を効率化するためのツールに注目が集まっている。ツールとしては、圧縮ハガキやSMS送信サービス、IVR等の利用が拡大している。 そこで、本レポートでは、債権管理システムに加え、注目が高まっているSMS送信サービスに関する調査を実施し、主要ベンダーの戦略・取組み・実績などを調査すると同時に、導入事業者へのヒアリングを実施することで、今後の市場動向を展望する。

2021.01.29

2021 アフィリエイト市場の動向と展望

アフィリエイトをはじめとした成果報酬型のインターネット広告市場においては、EC市場の拡大を背景に市場は堅調に推移しており、特にスマートフォン経由の売上が大きく拡大しています。近年は、ITPやGoogleアップデートなどのレギュレーションの変更により、アフィリエイターおよびASP事業者は少なからず影響を受けているとみられています。2020年は、新型コロナウイルスの影響で、消費者の生活習慣が大きく変わり、アフィリエイト市場にも変動が起きております。本調査では、アフィリエイトを中心とした成果報酬型のネット広告の市場実態を明らかにするとともに、将来を展望いたします。

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