矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2021.12.27

2022 屋内位置情報ソリューションの可能性展望

屋内位置情報ソリューション市場は2020年度には一旦成長を止め、31億8,000万円、対前年比99.7%と、前年をわずかではあるが割り込む規模となった。2021年度は再び市場を拡大させる見込みであり、前年比129.9%の41億3,000万円が見込まれる。コロナの影響はあったものの市場は拡大傾向にはある。しかし、以前と比較すると、その勢いは停滞感を拭うことができない。 今後の見通しに関しては、製造、物流等といった現業分野の成長は、オフィス分野等にやや遅れるだろう。それは、現在これまで主流であったBLEによる測位から、別の技術が模索されている状況であり、次の市場の中心となる技術が定着するまで時間を要すると見る。オフィス分野に関しては、当面は順調にその規模を拡大すると見込む。 このような屋内位置情報ソリューションの市場実態と今後を展望することが当レポートの目的である。

2021.12.24

2022 音声認識技術の活用実態と展望 ~AI技術調査シリーズ~

近年のディープラーニングなどAI技術の大幅な進展と精度向上に伴い、音声認識技術の利用場面が大きく拡大している。本調査では、コールセンター/コンタクトセンター、議事録作成支援、現場業務向け音声入力を始めとする音声認識の用途別の市場と中長期での活用動向についても分析を行った。 ウィズコロナ・アフターコロナの音声認識市場を把握するAI技術調査シリーズレポート。

2021.10.29

2021年版 デジタルマーケティング市場の実態と展望 ~CX向上に向けたツールの活用実態~

新型コロナウイルスを背景に消費者の行動様式が変わり、企業の顧客とのコミュニケーションのあり方は大きく変化している。 顧客の購買行動のオンラインシフトが進んだことで顧客に関するオンラインデータが充実してきたほか、IoT の普及などによって多種多様なデータを収集、共有、分析・活用しやすくなってきたことで、昨今はCX向上や新規事業の創出などを目的に、ビジネスにおけるデータの活用がより積極的に取り組まれてきている。 本調査レポートではDMPベンダやMAベンダ、CRM/SFAベンダ、データ取引所ベンダなどの関連ベンダに事業の概況やユーザ企業の状況などを聞くことで、CX向上に向けたデジタルマーケティングツールの活用実態や、ビジネスにおけるデータの活用実態を把握していくとともに、関連事業者に対して今後にビジネス拡大に向けた有益な情報を提供することを目指してまいります。

2021.09.30

2021 インターネット広告市場の実態と展望

近年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で対面でのサービスが困難となり、様々な産業分野においてデジタルシフトが急速に進んだ。それを背景に人々のインターネットの利用率、利用時間が急増し、インターネット広告市場も共に成長拡大しているとみられる。 そこで、本調査ではコロナ禍でインターネット広告市場における主要事業者の業績動向、事業戦略、今後の方向性を取りまとめると共にインターネット広告のセグメント別市場動向および市場の今後を展望する。

2021.09.28

2021 画像解析マーケティングソリューションの将来展望 ~リテールAI実用化への道のり~

リテール分野では刻々とEC化が進展する一方、リアル店舗の役割はモノを販売するだけでなく、顧客の反応を観察する場としての役割を期待されるようになってきた。また、POSやID-POSでは知ることのできない、購入されなかった商品に対する顧客の反応は今後重要な情報となりうる。これらを比較的安価に入手することができる方法として、従来から小売り分野と親和性の高い監視カメラを活用した画像解析システムが注目を集めている。しかし、各方面で実証実験は進むものの、これまで本格導入に至る事業者はそれほど多くなく、市場規模はまだまだ成長の軌道に乗っているとは言い難い状況である。 当該市場の今後の拡大に必要な要素を模索しつつ、将来の展望を実施する。

2021.09.28

2021年版 CAD/CAM/CAEシステム市場の中期展望

25年以上の歴史をもつ、経済誌などにも多数引用される業界標準のレポート。 CAD/CAM/CAE市場のプレイヤー約90社の製品別売上データを掲載し、日本国内の市場規模、シェアなどを網羅的に把握できる調査レポートです。

2021.09.27

2021 ERP市場の実態と展望

ERPマーケットレポート2021度版をお届けします。市場規模、シェア、市場のトレンド、主要ベンダーの実績と動向などを網羅した、矢野経済研究所定番の市場調査レポートです。

2021.08.27

2021 クラウド・ITアウトソーシング市場の現状と展望

近年、企業ではクラウドインフラサービス(IaaS/PaaS)がビジネスを支える存在として重要な役割を果たすようになった。特に、Withコロナにおいて、クラウドファーストの考え方がスタンダードになりつつあり、デジタルトランスフォーメーション(DX)領域での需要拡大も期待できる。しかし複数のクラウドを利用するようになり、その複雑さゆえに活用や運用を課題とする企業も多い。 そこで、本レポートでは、関係性の強いITアウトソーシングレポート及びクラウド基盤レポートをつなぐとともに、カバー領域を広げ、クラウドインフラ及びその周辺サービスの現状把握と将来予測を行う。

2021.05.28

2021 PLM市場の実態と展望

PLM(Product Lifecycle Management、製品ライフサイクル管理)は、新型コロナウイルス感染症により、全世界、日本国内とも先行き不透明な状況が続く。回復に向けては新たなサービスの移行が求められている。IoTやビッグデータアナリティクスを応用した設計・解析など最新のエンジニアリング手法を取り入れると共に、クラウドコンピューティングなど利用形態の移行が求められる。

2021.04.30

2021 HCM市場の実態と展望 ~ニューノーマル時代に求められるHRテクノロジー動向~

人事領域を取巻く環境の変化やテクノロジーの進展等を背景として、ITを活用して人事業務の効率化や新価値創出を支援するHRテクノロジー/HR Techが市場に広がってきている。本レポートでは、人事・給与システム、タレントマネジメントシステム、ピープルアナリティクスを総称してHCM(Human Capital Management)市場とし、市場動向の解説や将来予測を実施した。 また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として社会経済活動が大きな転換を迫られる中、ニューノーマル時代に求められるHRテクノロジーについて解説を行った。

2021.01.29

2020-2021 XR(VR/AR/MR)360°動画市場総覧

XR(VR、AR及びMRの総称)市場は着実な成長を遂げており、スタンドアローン型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)である(米)Oculusの「OculusGo」が世界的にヒットし、その上位モデル「OculusQuest」が6軸をサポートした結果、ハードウェア及びコンテンツ市場に於いて更に裾野を広げる形となった。一方で(米)GoogleのVRプラットフォーム「DayDream」が収束したのを皮切りにスマートフォンを活用したVRプラットフォームは終焉に向かう形となるなど、ハードウェアプラットフォームの安定化と市場拡大には暫く時間が掛かる見通しである。また、世界中を混乱に陥れたCOVID-19と米中摩擦はXR市場にも大きな影響を及ぼしており、既存の社会環境のあり方が問われる一方で、オンライン上でのサービスに注目が集まり、それに伴ってXRの需要も拡大し始めている。更に世界各国で5G(第5世代携帯電話サービス)の商用サービスが開始され、XRに於いてもコンテンツ配信やビジネス分野、中継、映像制作の場で活用される機会が急速に増加する見通しである。 本年度版は参入企業やサービスの枠組みが大きく変貌する中、内容を一度リセットしながら制作していく方針である。

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