矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2017.12.20

2018 屋内位置情報ソリューションの可能性展望

我が国におけるインドアロケーション関連市場は、RFID、Wi-Fi、UWB、IMES、可視光通信など数々の測位技術方式にて研究開発が行われてきた歴史を持つ。実際のビジネス展開では、RFIDタグで製造、物流、流通の3分野を中心とした「モノの管理」用途で1990年代後半に市場が立ち上がった。2000年代半ばにはAeroScout社やエカハウ社によって製造現場向けにWi-Fiを利用した位置検知システムの提供が開始された。 一方、2007年の総務省による携帯電話事業者による位置情報通知の義務化、および2008年のiPhone3G発売以来、スマートフォンでのGPS搭載が当たり前の環境となった。2011年にはWi-Fi測位の標準化を背景にGoogleやYahoo!が屋外での地図情報サービスを開始するなど一般消費者ユーザーにおいても、位置情報取得を当然の機能として捉えるようになっている。 本調査レポートは、上記のような最新の屋内位置情報ソリューションの動向と可能性を展望したものである。

2017.12.06

2017年版 CAD/CAM/CAEシステム市場の中期展望

本調査レポートは、CAD/CAD/CAE市場のプレイヤー92社の製品別売上データを掲載し、日本国内の市場規模、シェアなどを網羅的に把握できる国内唯一の調査レポートです。

2017.11.30

2018 RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)市場の実態と展望

少子高齢化などによる労働人口の減少を背景に、国内企業の人手不足が顕在化して久しい。従来は、SSC(Shared Service Center)、BPO(Business Process Outsourcing)などを活用し業務効率化が進められてきた。そして近年では、PCで実施する定型業務をソフトウェア型のロボットで代行・自動化するRPA(Robotic Process Automation)が大きく注目を集めている。国内では2016年後半に業界団体が設立され、RPAソリューションの提供を開始するIT事業者が増加し、今まさに市場成長への気運が高まっている。 本調査レポートでは、ツールベンダーやSIer、ITコンサルティング会社など国内におけるRPA関連サービス事業者の動向を追うことで、現状課題と展望を明らかにし、市場の将来を予測した。

2017.10.31

2017年版 DMP/MA市場 ~デジタルマーケティング市場の現状とビジネス展望

MAをはじめデジタルマーケティングツールの導入が進む一方、活用に課題を抱える企業の声を耳にします。本調査レポートでは、ツールの選定・活用のポイントや適用範囲の拡大、周辺マーケティングテクノロジーとの連携などについてデジタルマーケティングツール関連事業者などから話を聞くことで、デジタルマーケティングビジネス拡大に関する有益な情報を提供します。

2017.10.31

2017 国内企業のIT投資実態と予測

本調査レポートは、国内における民間IT投資市場規模を推定するとともに、国内のIT投資実態について民間企業を中心に調査することで、日本のIT市場の現状及び今後の動向について分析するための基礎資料として活用することが可能です。

2017.10.13

2017-2018 BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場の実態と展望

BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場へ参入している業界はSIやコールセンター、人材派遣、印刷に加え、コンサルティング、倉庫など多岐にわたる。BPOは欧米と比較すると日本での活用事例は少ないものの浸透しつつあり、国内における人材不足の影響や外資企業の日本市場参入などを背景として今後の需要拡大を期待できる。そのため、多くの事業者がBPOに取り組み、自社のサービス範囲の拡大に努めている。 本調査レポートでは、BPOの「専業者」のみならず、「IT系BPO事業者」、「印刷系BPO事業者」、「コールセンター系BPO事業者」、「会計系BPO事業者」、「事務処理系BPO事業者」、「人事系BPO事業者」、「人材派遣系BPO事業者」、「オフショア系BPO事業者」、「倉庫系BPO事業者」、「福利厚生系BPO事業者」、「DM系BPO事業者」、「営業系BPO事業者」、「マイナンバー対応BPO事業者」、「データ分析BPO事業者」など多様なタイプの「BPO事業者59社」に取材しており、内容の充実化に努めた。 また、今回の調査レポートでは、BPOサービスを「IT系BPO」、「コンタクトセンター」、「ヘルプデスク」、「フルフィルメント」、「人事」、「福利厚生」、「総務」、「経理」、「購買・調達」、「営業」、「コア部門の単純業務」、「業界固有業務」、「その他」の「13セグメント」に分け、市場規模を予測した(2015年度~2021年度)。さらに、「主要BPO事業者」の事業規模及びシェアも推計した(2015年度~2017年度)。そのほか、特集として「マイナンバー対応BPO」、「データ分析BPOサービス」について取り上げ、各々についても市場規模を推計した他、「BPO市場におけるRPA(ロボティック プロセス オートメーション)活用実態」についても取り上げた。

2017.07.31

2017 製造業のIoT活用の実態と展望 -保全・故障予知の現状とAI(人工知能)の可能性-

AI(人工知能)が話題となっているが、製造業分野で最も適用が期待されるのが故障予知ソリューションである。ここ数年、PoC(概念検証)が積極的に行われ、AIベンダー、ITベンダー、ユーザー企業などがその実現にむけて注力している。本調査レポートは、故障予知ソリューションについて、特にAI活用の観点から、同市場の現状の把握および将来の進展についてまとめることで、製造業およびソリューションベンダーの事業戦略作成に資することを目的とする。製造業(ユーザー企業)へのアンケート、ITベンダー、機器製造事業者など幅広い観点から調査を行い、分析している。

2017.07.28

2017 ERP市場の実態と展望

成熟したERP市場において、2016年は法改正等のトピックスはなかったものの、企業経営を強化するためのシステム導入ニーズは堅調だった。それと同時に、変化の激しい経営環境、クラウド利用の着実な拡大、外資系ベンダーを中心とした「モダンERP」と呼ばれる新しいコンセプト・アーキテクチャの製品のリリース、AI・RPA・IoTといったIT技術の進化などを背景に、2000年前後に日本にもたらされたERPとは異なる将来像が見えつつある。 本調査レポートでは、2016年までの市場規模と2017年(見通し)の市場動向予測、顧客企業規模別/モジュール別等による詳細なパッケージシェア、主要ERPパッケージベンダーの個票などの豊富なデータに加え、研究員による市場動向と予測の分析、ユーザ企業の動向に関するコメントなどを掲載した。

2017.07.28

2017 ITアウトソーシング市場総覧 ~オンサイト運用保守/データセンター/クラウド~

ITアウトソーシングサービス市場では、これまで安定的な収益源であった「オンサイト保守サービス」市場がハードウェア単価の低下によって縮小傾向にあるため、「データセンターサービス」や「クラウドサービス」を含む「運用サービス」に力を入れる事業者が増加するなど、市場のセグメント構造が変化している。 本調査レポートでは、「オンサイトハードウェア運用」「オンサイトソフトウェア運用」「オンサイトハードウェア保守」「オンサイトソフトウェア保守」「オンプレミス型プライベートクラウド」「ハウジング」「ホスティング」「データセンターハードウェア運用」「データセンターソフトウェア運用」「データセンターハードウェア保守」「データセンターソフトウェア保守」「IaaS(Infrastructure as a Service)」「PaaS(Platform as a Service)」「SaaS(Software as a Service)」の14のセグメント別に市場規模の将来予測(2015年度~2020年度)を実施した。今回は、新たに「オンプレミス型プライベートクラウド」の市場規模の推計も行った。またそれぞれのセグメント別の主要参入事業者のシェアを推計した。

2017.06.30

2017年版 商品券・ギフト券/ソーシャルギフト市場の実態と展望

インターネットの普及やスマートフォンの台頭により、プリペイドを活用したギフトサービスは転換期を迎えている。近年では新型ギフトカードとしてプラスチックカード型のギフトカードが徐々に普及しており、2013年以降、紙やカードなどのモノ(媒体)や人を介さないソーシャルギフトが普及の兆しを見せている。 本調査レポートでは、従来の商品券・ギフト券の発行事業者に加え、ソーシャルギフトサービスの提供事業者を対象に調査を進め、ソーシャルギフトの普及により、従来の商品券・ギフト券のニーズがどのように変化するか、そして、コミュニケーションをリッチにする新型のギフトサービスがどの程度ニーズを捉えていくか、を把握することで、プリペイドを活用したギフトサービスの方向性を展望した。

2017.06.16

2017 ワークスタイル変革ソリューション市場の実態と展望

労働人口の急速な変化、ワークライフバランス意識の広まりと定着化などを背景に、日本では「働き方の見直し」が大きな課題となっている。国策にもテレワーク推進が掲げられ、ソフト・ハード両面での仕組み改革が各企業の急務である。特にSI事業者を中心として、勤務形態・会議・ビジネスコミュニケーション・文書管理・メンタルヘルスケアなど、多様な側面から企業改革を狙う「ワークスタイル変革ソリューション」を銘打った各種サービスが提供されている。本調査レポートでは、多様なタイプのワークスタイル変革ソリューションを取り上げる他、「業務効率化・生産性向上を目的とするITソリューション」を切り口として市場をセグメント分類し、本市場の動向と展望について追った。

2017.05.11

2017 第三者保守/EOSL保守サービス市場の実態と展望

本調査レポートでは、製品メーカーではない第三者企業が提供する保守サービス「第三者保守サービス」と製品メーカー保守終了(End Of Service Life)後にメーカーではない第三者企業が提供する保守サービス「EOSL保守サービス」について調査した。 米国ではITの保守はハードウェアメーカーではない第三者企業に委託するケースが多いが、国内では保守はハードウェアメーカーに委託するケースがほとんどである。しかしながら、最近では国内でもコスト削減などを目的に第三者保守サービスを利用する企業が増加してきているため、同市場が業界内で注目されはじめている。 そのため、本調査レポートでは、第三者保守/EOSL保守という新たなサービスの潮流について取り上げた。レポートでは、第三者保守及びEOSL保守の市場規模を推計(2014~2020年度)した他、主要参入企業のシェアを推計した。

2017.03.27

2017 PLM市場の実態と展望

製造業においては、IoTやビッグデータアナリティクスを応用した設計・解析など、新しいエンジニアリングの手法が確実に成果をあげつつある。PLM(Product Lifecycle Management、製品ライフサイクル管理)は、従来型のCAD/CAM/CAE、PDMだけでなく、新しい領域を取り入れ発展が見込まれる。また、クラウドコンピューティングや仮想化など、ITの基盤技術の大きな進歩もPLM市場に影響を与えている。変化しつつあるPLMは、注目すべき市場となっている。

2017.03.24

2017 危機管理ソリューション(事業継続/防災/情報セキュリティ)市場の実態と展望

2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決まったことで、多くの企業がサイバーテロ対策や事業継続計画の見直しに取り組む可能性が高まってきている。それは、オリンピックでは、サイバーテロを始めとするテロの危険性が高くなることはもちろん、その他にも大量に押し寄せる観光客による交通網の麻痺や、通信回線のダウン、デマによる従業員の大量欠勤など、諸々のリスクが想定されるためである。 本調査レポートでは、「IT事業者」「通信事業者」「コンサルティング事業者」「シンクタンク」「セキュリティソフトメーカー」「警備会社」など多様なタイプの危機管理(事業継続/防災/情報セキュリティ)ソリューション提供事業者20社の動向を掲載した。また危機管理ソリューション市場を「BCPコンサルティング」「DRソリューション」「防災行政無線システム」「消防指令システム」「総合防災システム」「災害情報管理システム」「安否確認・緊急速報サービス」「情報セキュリティコンサル・診断」「情報セキュリティツール(製品)」「情報セキュリティ構築」「情報セキュリティ運用監視・保守」の11のセグメントに分け、それぞれの市場規模推移を予測(2014年度~2021年度)した他、有力事業者のシェア推移をセグメント別に推計(2014年度~2016年度)した。

2017.03.21

デジタルイノベーション動向研究 -産業用IoTプラットフォームの考察とイノベーション意識調査-

本調査レポートは、昨今登場してきている産業用IoTプラットフォームと呼ばれるソリューションに対し、ユーザー企業がどのように理解すべきなのか、その意義や分類、今度の動向などの情報を提供するものである。背景にあるのは、デジタル・ディスラプション、第四次産業革命などとも呼応するデジタルイノベーションに向けた取組みの必要性である。 そうした環境変化に直面するユーザー企業に対し、ユーザー企業はイノベーションに対しどのような姿勢を見せているのかアンケート調査で現状を把握しつつ、デジタルイノベーションを支えるIoTプラットフォームに関する動向を考察することで、ユーザー企業のデジタルイノベーションへ向けた取組を支援することを目的とする。

2017.01.30

2017 ERP/業務ソフトウェアの導入実態

全国のユーザ企業にアンケート調査を行い、「財務・会計システム」「人事・給与システム」「販売管理システム」「生産管理システム・SCM」「CRM・SFA」の5分野について、ERP/業務ソフトウェアの導入状況を把握した。ユーザ企業は今現在どのようなシステムを利用しており、自社の基幹システムの将来像をどのように考えているのだろうか。 本調査レポートでは、各分野ごとにシステム導入形態、導入しているパッケージ名、システム導入時期、更新計画の有無、クラウドの利用意欲などを調査し、基幹システム導入の実態と今後の動向を分析している。

2017.01.11

2017年版 リテールソリューション市場の実態と将来展望

本調査レポートは、リテールソリューション関連事業に取り組む各メーカーへのヒアリングを実施することにより、市場の動向、メーカーの戦略を明らかにすると共に、市場の現状および将来展望を明らかにすることを目的とする。

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