矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2021.12.28

2021 ドローン(UAV/UAS)の世界市場と将来予測

2021年のドローンスペースでは、リモートIDとそれらを活用する運航管理システム(UTM)が主題になった。ドローン元年と言われた2015年から6年。投資が加熱した時期から一転、ある意味で落ち着きを得たドローン産業の注目分野はどこにシフトしたのか? DJIの独走態勢は続くものの、新たなドローン機体メーカーも浮上している。ドローン機体そのものに加え、ドローンに搭載可能なペイロードとそれらによって取得されたデータの解析のテクノロジーも進化を遂げている。本書では、ドローンとそのサービス市場とその成長性を改めて追跡する。軍用から民生用までのドローン(UAV/UAS)などすべての無人航空機とそのシステムをも含め、ドローンマーケットとしてドローン市場の全体像や需要分野別の市場規模と2027年までの予測をレポートする。

2021.12.24

2022 音声認識技術の活用実態と展望 ~AI技術調査シリーズ~

近年のディープラーニングなどAI技術の大幅な進展と精度向上に伴い、音声認識技術の利用場面が大きく拡大している。本調査では、コールセンター/コンタクトセンター、議事録作成支援、現場業務向け音声入力を始めとする音声認識の用途別の市場と中長期での活用動向についても分析を行った。 ウィズコロナ・アフターコロナの音声認識市場を把握するAI技術調査シリーズレポート。

2021.12.16

2021-2022 スマートフォン・移動体通信世界市場総覧 ~半導体需要逼迫と5Gへのシフト戦略~

2020年は米中貿易摩擦、新型コロナウイルス(COVID-19)により携帯電話市場は大きな影響を受けた。特に2020年第二四半期は生産工場がストップし、端末の出荷台数が大きく減少した。中国市場が逸早く回復したことで第三四半期以降は持ち直したが、米中貿易摩擦の影響で(中)Huaweiへの半導体出荷が大きく制限され、2021年以降、同社のビジネスは大きく減退する形となった。漁夫の利を得る形で他の上位メーカーの出荷台数が大きく増加した。一方、COVID-19によるライフスタイルの変化によりPC、タブレットの需要が拡大すると共に自動車向け需要の増加や前述の米中貿易摩擦に拠る中国半導体企業の内需中心の方針転換などにより、半導体不足が深刻な問題となっている。販売機会の損失に繋がっており、今後5Gスマートフォンへのシフトが進む過程での大きなリスク要因となっている。2021年度版ではチップセットベンダの動向と共に端末メーカーのリスク分散への取り組みもフォローする。

2021.11.30

2021年版 クレジットカード市場の実態と展望

カード業界は、コロナ禍により、特定分野における取扱高が縮小したことなどにより、成長率が鈍化しています。近年ではコード決済の市場が急拡大しており、その動向に注目が集まっていますが、カード会社は、コード決済サービス提供事業者を競合とはみておらず、提携や協業等への取組みを進めることで、キャッシュレス化を推進しています。また、Visaタッチ等のコンタクトレス決済への取組みも進めており、決済サービスのニーズの多様化に対応しています。加えて、比較的消費動向に比較的左右されにくい法人決済分野にも注目が集まっています。本調査レポートでは、クレジットカード会社の取組みを網羅的に整理・分析し、キャッシュレス決済市場のあり方を展望いたします。

2021.10.29

2021 モビリティDX ~IT・データ視点から考察した自動車ビジネスの未来分析~

100年に1度ともいわれる変革に直面している自動車産業だが、根源にあるのはITやデータ、DXである。本レポートは、自動車産業を“ITとデータ”を分析の軸に据え、「車載ソフト」から「設計・開発」さらに「自動車ビジネス」までを見渡した点がユニークであるといえる。 ”クルマのスマホ化”などといわれるが、それがどのようなことを意味しているのか、自動車産業で起きている統合と分離の現状と未来、および、IT・データを軸に描く自動車・OEM・社会の位置づけを深堀し、未来の自動車ビジネスがどのようなものへと変化していくのか分かりやすく解説する。

2021.10.29

2021年版 デジタルマーケティング市場の実態と展望 ~CX向上に向けたツールの活用実態~

新型コロナウイルスを背景に消費者の行動様式が変わり、企業の顧客とのコミュニケーションのあり方は大きく変化している。 顧客の購買行動のオンラインシフトが進んだことで顧客に関するオンラインデータが充実してきたほか、IoT の普及などによって多種多様なデータを収集、共有、分析・活用しやすくなってきたことで、昨今はCX向上や新規事業の創出などを目的に、ビジネスにおけるデータの活用がより積極的に取り組まれてきている。 本調査レポートではDMPベンダやMAベンダ、CRM/SFAベンダ、データ取引所ベンダなどの関連ベンダに事業の概況やユーザ企業の状況などを聞くことで、CX向上に向けたデジタルマーケティングツールの活用実態や、ビジネスにおけるデータの活用実態を把握していくとともに、関連事業者に対して今後にビジネス拡大に向けた有益な情報を提供することを目指してまいります。

2021.10.07

2020年度版 商用車テレマティクス/コネクテッドカー市場予測

国内商用車テレマティクス・コネクテッドカーの市場動向を調査・分析。デジタルタコグラフ、ドライブレコーダー、車両動態管理システム等に関する調査。商用車を取り巻く環境に関する調査・分析。

2021.09.30

2021年版 共通ポイント/ハウスポイント導入・活用実態調査 ~現状と今後の意向~

本レポートでは、共通ポイント導入事業者やハウスポイント発行事業者に加え、ポイント未導入(廃止)事業者へのアンケートを通じて、ポイントの導入対象となる事業者の実態を含めて、ポイントサービスの動向を分析する。 ポイントサービスでは、一つの店舗が複数の共通ポイントを導入もしくは、ハウスポイントと共通ポイントを併用するなどして、マルチポイント化が進んでいる。今後店舗においては、ポイントサービスの導入や複数のポイントサービスの採用が一層広がると考えられ、ポイント付与のコモディティ化が進むだろう。 共通ポイントの導入を検討する事業者では、送客効果などの面から、ブランドを選定する際に共通ポイント市場において有力サービスであるかを重視する傾向が強くなり、共通ポイント市場の競争は一層激化する可能性がある。 店舗における共通ポイント導入・ハウスポイント発行の背景や、共通ポイントのブランドごとに選定・非選定の理由、導入効果・提示率などの実態に加え、今後のポイントに関する方向性の把握に努める。

2021.09.30

2021 インターネット広告市場の実態と展望

近年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で対面でのサービスが困難となり、様々な産業分野においてデジタルシフトが急速に進んだ。それを背景に人々のインターネットの利用率、利用時間が急増し、インターネット広告市場も共に成長拡大しているとみられる。 そこで、本調査ではコロナ禍でインターネット広告市場における主要事業者の業績動向、事業戦略、今後の方向性を取りまとめると共にインターネット広告のセグメント別市場動向および市場の今後を展望する。

2021.09.22

2021年版 国内キャッシュレス決済市場の実態と将来予測 ~コード決済・コンタクトレス決済編~

利用者へのインセンティブ付与や加盟店の決済手数料無料化などを通じて、コード決済市場は急拡大してきた。引き続き手数料無料化への注力を継続するコード決済事業者もみられる。また、利便性の高いコンタクトレス決済も、ポストペイ型の牽引により取扱高を拡大している。 コード決済事業者各社は、ミニアプリを搭載するなどしてアプリの機能拡充や、収益化に向けて取組んでいる。また、マルチコード決済事業者は、加盟店へ支援サービスなどを提供している。 本レポートでは、コード決済に関する実態・展望の把握に努め、市場規模・シェアを推計し、各事業者の取組み・見解を整理する。コンタクトレス決済に関しては、プリペイド・ポストペイ別に取扱高を推計し、各社の現状を記載する。加えて、両市場が関与するモバイル決済市場(コード決済・モバイルコンタクトレス決済)を推計する。

2021.09.15

2021 量子コンピュータ市場の現状と将来展望

国内の量子コンピュータおよびミドルウェア、アプリケーションの現状に加えて、2020年度~2050年度までの活用ロードマップについて、「各参入プレーヤーの動き」「技術動向」、「ユーザー企業の活用動向」という 3 つの視点から調査し、動向や課題などの実態を把握するとともに、短期から中長期までのロードマップについて予測した。また今回、新たに量子人材の特性や育成についても取材、取材を基に当社としてベンダー側、ユーザー側が整える必要のある量子人材の特性を明らかにした。

2021.04.30

2021 国内携帯電話市場レポート ~新料金プラン導入のインパクト~

国内の携帯電話市場は2019年秋の「電気通信事業法改正」と「消費税増税」、そして新型コロナウィルス(COVID-19)等、度重なる大きな波の影響を受けてきた。更に政府主導の携帯料金の値下げ圧力を受け2020年12月にNTTドコモは月額2,980円(税別)・データ通信20GBのオンライン専用プラン「Ahamo」を発表したが反響は非常に大きく、競合他社は相次いで同様の新料金プランを発表し、サブブランド、楽天モバイル、MVNO各社も対応に追われる形となった。 現在の国内携帯電話市場は嘗てないほど大きな変革を迫られている。一方で、携帯電話サービスは電気・ガス・水道・放送・ブロードバンドに並ぶ社会インフラとしての機能有しており、重要性は更に高まっている。本資料では、主に販売現場の最前線を担う販売代理店・大手量販店を中心にヒアリング調査を実施し、現在の国内携帯電話市場における「キーワード」に対しての分析と考察を行う。

2021.03.30

2021年版 オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測

オンライン決済サービスプロバイダー市場は、EC化の進展に加え、対象業種の拡大、BtoB決済やリアル・オムニチャネル領域への進出等により、拡大を続けている。また、コロナ禍を機にEC事業に参入する事業者が、決済代行サービスを導入するケースが増加している。 決済代行業者は、QRコード決済(オンライン)をはじめとする決済手段の拡充や、コロナ禍において一層ニーズが高まっているオムニチャネルに関するサービス提供、大きな市場が見込めるBtoB分野への進出等を通じて、事業拡大に向けて取組んでいる。また、後払い決済サービスにおいては、翌月にまとめて料金を支払うマンスリークリア型のサービスが台頭している。 本調査レポートでは、決済代行業者を中心に、後払い決済サービス提供事業者や集金代行業者を取材することで、オンライン決済サービスプロバイダー市場の実態を把握し、将来を展望した。

2021.01.29

2020-2021 XR(VR/AR/MR)360°動画市場総覧

XR(VR、AR及びMRの総称)市場は着実な成長を遂げており、スタンドアローン型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)である(米)Oculusの「OculusGo」が世界的にヒットし、その上位モデル「OculusQuest」が6軸をサポートした結果、ハードウェア及びコンテンツ市場に於いて更に裾野を広げる形となった。一方で(米)GoogleのVRプラットフォーム「DayDream」が収束したのを皮切りにスマートフォンを活用したVRプラットフォームは終焉に向かう形となるなど、ハードウェアプラットフォームの安定化と市場拡大には暫く時間が掛かる見通しである。また、世界中を混乱に陥れたCOVID-19と米中摩擦はXR市場にも大きな影響を及ぼしており、既存の社会環境のあり方が問われる一方で、オンライン上でのサービスに注目が集まり、それに伴ってXRの需要も拡大し始めている。更に世界各国で5G(第5世代携帯電話サービス)の商用サービスが開始され、XRに於いてもコンテンツ配信やビジネス分野、中継、映像制作の場で活用される機会が急速に増加する見通しである。 本年度版は参入企業やサービスの枠組みが大きく変貌する中、内容を一度リセットしながら制作していく方針である。

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