矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2023.12.20

2023 車載用ソフトウェア市場の実態と展望 vol.1協力会社編 ~SDV勃興がもたらす新アーキテクチャおよび車載OSの未来~

SDV(Software Defined Vehicle)の実現に向けて、自動車会社やサプライヤー、協力会社は、特にCASEを志向した車載用ソフトウェアの研究開発に取り組んでおり、その構成要素としてAUTOSAR Adaptive Platformを始めとした標準規格に準拠したシステムや、ソフトウェアプラットフォームである車載OS(Operating System)などがある。 本レポートでは従来の制御系ソフトウェアに加えて、CASEを志向した車載用ソフトウェアについても現在、登場している構成要素を含めて整理をした。 また、車載用ソフトウェア市場規模について、制御系と車載IT系との構成比の変化を含め、2030年まで予測した。また協力会社(ITベンダー)の売上高ランキングや制御系および車載IT系のシェアも掲載している。 なお、2023年版は「協力会社編」「OEMおよびサプライヤー編」に分冊化、今回は協力会社編を発刊した。

2023.08.31

2023年版 テレマティクス保険の実態と展望

損害保険会社が中心となって開発・提供する「テレマティクス保険」について、商品動向に加え、今後テレマティクス保険がどのような変化を見せるかを考察することを目的としている。

2023.06.29

2023-2024 ヴァーチャルキー/e-call市場総覧

(米)Apple「iPhone」にUWB(UltraWideBand)が搭載され、2021年7月にCCC3.0規格が策定されて以降、スマートフォンで解錠/施錠、エンジンスタートが可能な自動車が急速に増加している。 現在ではSAMSUNG「Galaxy」の上位モデルや一部のAndroidスマートフォンにもUWBが搭載され始めている。もう一方の動きとしてスマートフォンに緊急通報(e-call)の搭載が進んでいる。Androidスマホはロック画面下に「緊急通報」のアイコンが追加されているのに対し、Apple「iPhone」や「AppleWatch」には専用センサーが搭載され、転倒検出機能に対応している。 AndroidAuto、Carplayでこれまで出来た検索・地図・ハンズフリー・音楽再生といったドライビングサポートから、セキュリティ・Maasビジネスを視野に入れて更に一歩踏み込んだ連携を実現した。 2019年に発刊した「ヴァーチャルキー市場」から約4年が経過し、市場環境が大きく変化したことを受けてリニューアルを行った。e-callは自動車のテレマティクス化に伴い標準装備が進んでいるにも関わらず、スマートフォン、ウェアラブルデバイスへの搭載が進んでいる。これら機能の搭載を踏まえながら今後起こり得るビジネスの可能性についても言及する。

2023.03.10

2023年度版 MaaSデータ活用サービス市場予測 ~データ活用でMaaSを儲かるビジネスに再生する~

弊社刊「2019年版 MaaS市場~」では国内2030年MaaSサービス市場を6兆円規模と算出した。だが、今回の算出でははるかに下回った。「MaaS事業は金がかかるし、儲からない」という声。「モビリティサービス売上料金と補助金だけでは利益が出ない」という声。もはやMaaSは“爆発力を持つ黄金のキーワード”ではなくなった。 だが人口減・高齢化/若者減・都市集中化・ドライバー不足の日本で公共交通と地方の移動と経済を支え、自動車産業をモビリティ産業に変身させ、鉄道・航空産業をサバイバルさせるためにはMaaS市場の拡大に期待せざるを得ない。それをリードするのはMaaSビジネスから収集したデータを活用した多様なサービスであり、期待されるのはプラットフォーマとアプリベンダである。 今回はそれらMaaS関連13市場を2035年まで予測し、シナリオと課題・対策を明示し、主要事業者が考える「データ活用戦略」をまとめた。

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