矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2024.11.29

2024年版 クレジットカード市場の実態と展望

クレジットカード決済がキャッシュレス決済を牽引しており、カード会社が今後も業績は拡大していく見通しです。ポイント発行による囲い込み戦略の強化を図っていますが、ポイントだけに頼る施策では限界を迎えつつある中で、クレジットカードの付加価値向上が重要な取組みとなっています。カード会社は新たな新領域での業容拡大を進めており、比較的消費動向に比較的左右されにくい法人カードの拡大や、BPSPへの取組みを進めている所です。 本調査レポートでは、クレジットカード会社の取組みを網羅的に整理・分析し、キャッシュレス決済市場のあり方を展望いたします。

2024.10.31

2024-2025 メタバースの市場動向と展望

2023年はコロナという特殊な状況が解消され、参入事業者においては、メタバース事業に対するROI(投資収益率)の向上について再検討が行われ、市場は幻滅期に入っていると考えられる。コロナ禍で、明確な目的がなく新規事業として参入した事業者の中では撤退する企業もみられるが、着実に実務用途に向けて事業化が進んでいる企業も増加している。従って、メタバースの事業化に向けた環境は整ったと考えらえる。 2024年においては、特に自治体による実証実験が活発に行われており、実際に導入が進んでいる自治体が増加している。また、メタバースとの親和性が高いAIを活用した研究開発も進展しており、AIアバターや生成AIを活用した3Dコンテンツ制作など、さまざまな取り組みが進められている。 本調査では、メタバースを活用した先進事例および国内の参入事業者の事業動向を取りまとめ、市場の現状を分析するとともに、市場の今後を展望する。

2024.07.31

2024 AIで進化するECサイト構築支援サービス市場の実態と展望

2020年のコロナパンデミックをきっかけにECの利用が急増し、ECサイト構築支援サービスの需要も増加している。また、コロナ禍においてライトなSaaS型で新規参入した事業者の間では、コロナ禍が収束した後、EC事業から撤退する事業者と、事業規模が拡大して本格的にEC事業に取り組む事業者の二極化が進んでいると見られる。 最近ではAI技術の進化に伴い、AIを活用して顧客体験の向上やEC事業者の業務効率化、収益の最大化が図られている。例えば、AIチャットボットによる接客やよりパーソナライズされた商品レコメンド、商品説明文の自動作成、SNSやCRM運用の自動化などが試されている。ECサイトの運用においてAI技術は、単純な作業の業務効率化だけではなく、クリエイティブ領域でもAIの活用が期待されている。 本調査ではECサイト構築支援サービス事業者の事業動向と共にAIを活用した取り組みをまとめ、市場の実態と将来性を展望する。

2024.07.31

2024年版 NTN・衛星通信市場総覧 ~宇宙・成層圏通信網で拡大・発展する5G通信~

従来からの衛星ビジネスは静止衛星(GEO)を中心に提供されていた「衛星通信」「衛星放送」「気象衛星」と主に中軌道衛星(MEO)で提供される「衛星測位システム」が中心だった。これらは国家が主導される形で展開されてきたが、民間主導で低軌道上に大量に打ち上げられた「衛星コンステレーション」(LEO)によるサービスが注目を集めている。半導体、エネルギー技術、IT技術の向上を背景に衛星打ち上げコスト、衛星製造コストの低廉化が進んだことが大きい。代表的な例が(米)Space-X(社)「Starlink」で、同社は2023年夏時点で5,000基以上の低軌道衛星を打ち上げ、世界60カ国以上で商用サービスを展開している。衛星コンステレーションで提供されるサービスは大きく ①衛星ブロードバンドサービス ②リモートセンシング(地表測定、気象観測、資源探査等)に大別される。 衛星通信サービスは移動体通信向け基地局整備が及ばない僻地での通信環境構築に向いており、レガシー化が進むGSM網の補完としての役割を期待されている他、日本では基地局からのバックボーン回線の利用が進められ、更に基地局整備が出来ていない山岳部や離島、航空機内、船上での通信サービスを実現している。将来的にはBeyond5G,,6Gへの活用が期待されており、既存の携帯電話サービスを補完する新たなインフラとして期待されている。 衛星通信サービスの開発・運用に於いては国内企業が積極的に関わっており、特に通信技術の開発と商用化に向けた取り組みでは現在最先端にあるが、宇宙産業はこれまで米国主導で展開されてきた経緯がある一方、EU、ロシア、中国、インド等も市場を虎視眈々と狙っている。 当資料では、2030年以降の6Gでの展開を視野に入れ、衛星サービス、衛星通信サービスを提供する事業者の取り組み状況、需要拡大が見込まれるアプリケーション動向、規格策定・技術開発動向を調査し、市場規模の把握をテーマに調査を行うものとする。

2024.07.18

2024 フィールドワーク支援ソリューション市場の実態と展望 ~残業規制の猶予期間終了/働き方改革促進局面におけるデジタル活用~

フィールドワーク支援ソリューションとは、スマートデバイスを始めとしたIT機器/ITテクノロジーを活用した、「現場作業者(ユニフォームを着て作業する現場作業者をイメージ)」の業務をサポートする仕組みと規定し、作業者の業務負担低減や作業効率の向上、安全な作業環境の実現、健康維持・増進、働き方改革対応(残業時間などの縮減)、作業者教育・トレーニングのサポート、業務ノウハウの継承支援などを目指している。

2024.03.26

周波数帯別のワイヤレスIoTマーケット分析 ~セルラー系/920MHz帯LPWA/セルラー系LPWA/WiFi系/その他周波数帯の市場ポテンシャル~

矢野経済研究所では従来、IoT市場を主に「セルラー回線(通信モジュール)×分野」で見ていたが、本レポートでは対象とする周波数帯(回線種類)を拡大し、「周波数帯別IoT」や「特徴別IoT」を分析軸として考察を行った。

2024.02.29

2024 アフィリエイト市場の動向と展望

2022年はコロナの影響でインターネットを中心にした新しい生活様式が定着し、これまでアフィリエイトで取り扱わなかった新規ジャンルの需要増加などにより市場が拡大した。2023年も引き続き新規ジャンルの成長とEC化率が進み、市場は成長している。一方で、市場の健全化を促進しようとする行政や業界団体の取り組みがあるにもかかわらず、消費者を欺く不正広告や広告主を欺く獲得の仕方が未だに存在しており、アフィリエイト市場の大きな課題となっている。2023年はステマ規制の実施や個人情報保護法に関するプライバシーポリシーの明記など、アフィリエイトに関わる様々な法規制やルールが整備された1年となった。 本調査ではアフィリエイト市場の最新動向と主要ASPの事業戦略、業績動向をとりまとめると共に市場の今後を展望する。

2024.01.31

2024年版 ローカル5Gビジネスマーケット調査 ~課題解決・DX推進に向けて評価が高まるローカル5Gビジネスの実態と展望~

本レポートでは、対象11分野におけるマーケット概況を踏まえた上で、そこでのIoT活用/デジタル活用実態、IoT活用に関する見通し等を明らかにした。その上で、5G活用(セルラー5G/ローカル5G/プライベート5G)の現状把握及び、5GベースのIoTの可能性、さらにはローカル5G/プライベート5Gの方向性などに関する考察を行い、2025~2030年度を目途とした、分野別のローカル5G(=ローカル5GベースのIoTソリューション)の需要予測を行った。尚、本調査では、ローカル5G型IoTソリューションを「ローカル5G」としている。

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