矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Yano ICT調査レポート

発刊レポート一覧


2023.12.26

2023-2024 スマートフォン・移動体通信世界市場総覧 ~低迷するスマホ市場と期待される5G-Advanced 2030年予測~

米中貿易摩擦、新型コロナウイルス、ウクライナ侵攻、中東問題等様々な国際問題が続出する中、スマートフォン出荷台数が減少傾向にある。ハード性能の成熟化が進み、目新しさの訴求が難しくなる一方、価格の二極が進む。一方で3G停波と5G普及が進み、産業分野、IoT、自動運転、XRでの活用が期待されているものの、足踏み状態が続く。2030年以降に導入が計画される6Gの前段階として5G-Advanced(5.5G)が2025年以降予定されている。特徴は①上り方向の高速化②高速通信と低遅延の両立 ③高周波数帯でのセンシング が挙げられる。本資料では5G通信の現状把握と5G‐Advanced導入の見通しを基とした市場予測に重点を置く。

2023.11.30

2023 社会インフラ向けICT市場の実態と展望 ~インフラ保全におけるデジタル技術/データ活用の現状と展望~

国内社会インフラITマーケット(レガシー社会インフラIT/社会インフラ向けITソリューション))に関して、入札情報をベースに、文献調査・企業調査なども加味して、当該マーケットの現状分析及びビジネス構造の把握を行った。 その上で、2027年度を目処とした社会インフラIT市場規模の算出及び、社会インフラ向けITソリューション市場の中期展望を行った。

2023.11.30

2023 インターネット広告市場の実態と展望

コロナ禍は様々な産業分野においてデジタル化を加速させ、それと同時にインターネット広告の需要も拡大している。2022年頃からコロナ禍における行動制限の緩和が進み、世界の社会・経済は正常化に向けて動き出しているが、過去とは違う形でインターネットを中心にした新たな生活様式が定着し、さらに高度化した技術やマーケティング戦略、運用がインターネット広告業界に求められている。 また近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の登場はインターネット広告業界に強力な影響を与えるとみられている。一方、2024年から予定されているGoogleのクッキーの利用制限は、インターネット広告におけるコンプライアンスの在り方やこれまでの運用方法を変えてくる可能性があるとみられる。 本調査では国内インターネット広告市場の最新動向と主要事業者の事業戦略、業績動向をとりまとめると共に、インターネット広告のセグメント別市場動向および市場の今後を展望する。

2023.09.07

2023年版 5G-6G 国内移動体通信市場 2030年予測

2020年4月から商用サービスが開始された5G(第五世代移動体通信)サービスは3つの大きな特徴(①高速大容量 ②低遅延 ③多接続)を持ち、今後のモバイル市場に於いて大きな期待が寄せられていた。特にIoT(InternetofThings)志向の高まりにより多くの産業分野での導入が期待されたが、これまでは4Gサービスの延長線上に留まっているの実情である。しかし、SA(スタンドアローン)網の構築が進み、既存網の影響を受けない5Gサービスの展開が始まった。本資料ではSA網構築後の動きを注視しつつ、2026年以降導入を目指す5GAdvanced(5.5G)の動向を追う。また、海外で先行してSA網を構築した市場での先行事例をフォローし、2025年以降の国内移動体通信市場の見通しを行う。

2023.07.31

2023 メタバースの市場動向と展望

2021年~2022年は、国内企業がメタバース事業に積極的に資金を投入し、様々な取り組みが行われた。一般企業のみならず自治体や行政もメタバースを活用した取り組みに参加し、多様な分野でメタバースを活用した実証実験やサービスが提供された。 メタバースの認知は穏やかに広がっていたが、去年一気に加速し、メタバースがブームとなった。しかし、2023年は前年に比べて熱狂的なブームが落ち着き、またコロナという特殊な状況もなくなった。このような変化はメタバースの活用を真剣に検討してきた事業者においてはビジネス展開を加速するための環境が整ったと言える。 活用分野では、単なるメタバース空間でのコミュニケーションだけではなく、仮想店舗や企業のDXなど、より生産性が伴う領域でメタバースの活用が増えている。また、UGC(User-Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)によるCtoCを志向し、デジタルコンテンツのマーケットをローンチするプラットフォーマーが増えている。 さらに、メタバースと生成AI、Chat GPT、EC、NFTなどを掛け合わせることで多様なニーズが今後広がる可能性があると予想される。 本レポートでは、メタバースを活用したビジネス事例を各分野別にまとめると共に、国内の参入企業の事業動向および市場の今後を展望する。

2023.07.28

2023年版 IoT/M2Mマーケット ~IoT活用が進む製造現場/建設現場/エネルギー分野などの実態と2030年展望~

IoT/M2Mビジネスに関して、主要事業者からの情報収集及び文献調査などをもとに、当該マーケットの現況評価、ビジネス構造の把握、テクノロジー情報、主要事業者の取り組み、ユースケース事例、注目テーマ研究(デジタルツイン/CPS、IoTプラットフォームなど)などを明らかにする。さらに、収集情報をベースとしたカテゴリー別のIoT/M2M需要の現況把握並びに、2026年度を目処とした需要予測を行う。

2023.06.29

2023-2024 ヴァーチャルキー/e-call市場総覧

(米)Apple「iPhone」にUWB(UltraWideBand)が搭載され、2021年7月にCCC3.0規格が策定されて以降、スマートフォンで解錠/施錠、エンジンスタートが可能な自動車が急速に増加している。 現在ではSAMSUNG「Galaxy」の上位モデルや一部のAndroidスマートフォンにもUWBが搭載され始めている。もう一方の動きとしてスマートフォンに緊急通報(e-call)の搭載が進んでいる。Androidスマホはロック画面下に「緊急通報」のアイコンが追加されているのに対し、Apple「iPhone」や「AppleWatch」には専用センサーが搭載され、転倒検出機能に対応している。 AndroidAuto、Carplayでこれまで出来た検索・地図・ハンズフリー・音楽再生といったドライビングサポートから、セキュリティ・Maasビジネスを視野に入れて更に一歩踏み込んだ連携を実現した。 2019年に発刊した「ヴァーチャルキー市場」から約4年が経過し、市場環境が大きく変化したことを受けてリニューアルを行った。e-callは自動車のテレマティクス化に伴い標準装備が進んでいるにも関わらず、スマートフォン、ウェアラブルデバイスへの搭載が進んでいる。これら機能の搭載を踏まえながら今後起こり得るビジネスの可能性についても言及する。

2023.04.28

2023-2024 XR(VR/AR/MR)360°動画市場総覧 ~メタバース時代到来前夜~

2021年秋に(米)FaceBookが「Meta」へ社名変更を行って以降、「メタバース」への関心は急速に高まっている。VR用ヘッドマウントディスプレイ(HMD)はメタバースとの相性が良いものの、メタバースでの活用には改善点が数多く存在する。一方、IT企業をはじめ様々な業界がメタバースへの関心を寄せており、特にメタバース向けプラットフォームの構築に向けて様々な企業が取り組んでいる状況である。一方、XR市場について、市場を牽引するリードデバイスが未だに登場しない状況が続く。これまで牽引してきたMetaも先行投資が嵩む一方でハード、サービス共に黒字化の目途は立っていない。新年度版作成にあたり、前年度版では見送った「メタバース」について取り上げる事とした。現状分析と今後の動向を見据えながら将来展望を行う。

2023.01.31

2023 アフィリエイト市場の動向と展望

新型コロナウイルスをきっかけにインターネットを中心とした消費者の生活様式が定着しており、アフィリエイトをはじめとした成果報酬型のインターネット広告市場は堅調に推移している。2022年はコロナの影響が一巡して、アフィリエイト市場における業種別トレンドも変化がみられている。一方で、虚偽・誇大なアフィリエイト広告による消費者被害が増えていることから、消費者庁は「アフィリエイト広告等に関する検討会」を開催するなど業界では市場の健全化を図る取り組みが積極的に行われている。 本調査ではアフィリエイトを中心とした成果報酬型のネット広告の市場実態を明らかにするとともに、将来を展望する。

2023.01.12

2022-2023 スマートフォン・移動体通信世界市場総覧 ~5Gの普及とポスト・スマートフォン2030年予測~

米中貿易摩擦、新型コロナウイルス(COVID-19)によりスマートフォンのサプライチェーンは大きな打撃を受けた。2022年は更にウクライナ侵攻が加わったことで不安定さは更に増すことになった。(中)華為技術(Huawei)の通信関連ビジネスが頓挫したことで、他メーカーのビジネスチャンスは拡大したが、その多くは同じ中国メーカーが引き継ぐ格好となった。2020年に5G商用サービスが始まったが、中国、米国の二大市場では急速に拡大している一方、他の地域とは展開に温度差が生じ始めている。 本資料では主要市場(世界30市場)における、①携帯電話契約数 ②5G契約数 ③スマートフォン出荷台数に加え、④タブレット出荷台数 ⑤ウェアラブルデバイス(XR 含む)出荷台数 ⑥5G動向(規格動向、市場別動向、チップセット開発)をサポートし、2030年の市場を予測することを目的とする。

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