矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2022.06.27

【アナリストオピニオン】コロナ禍におけるBtoC ECの動向‐BtoC ECにおいて取扱高が拡大するコード決済(オンライン)とBNPL-①

横ばいに推移したBtoC EC市場

経済産業省の「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によれば、2020年の日本国内のBtoC EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、19兆2,779億円(前年比0.43%減)となった。
うち最も構成比が高い分野が物販系分野12兆2,333億円(前年比21.71%増)となっており、これにサービス系分野4兆5,832億円(前年比36.05%減)、デジタル系分野2兆4,614億円(前年比14.90%増)が続いている。また、EC化率に関しても8.08%(前年比1.32ポイント増)と年々加速している。新型コロナウイルスの影響による巣ごもり消費に伴って、物販系分野のBtoC EC市場は大きく拡大した。一方で、サービス系分野で大きな割合を占めている旅行サービス等が激減したため、BtoC EC市場全体としては横ばいに推移した(井上圭介)。

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