前述のOPPO「AirGlass」の価格は公表されておらず、中国国内限定の試験販売となるが今後、他のメーカーから製品が相次いで登場する事が予想され、今後2~3年掛けて様々な製品が提案されプロダクトとして成熟が進むと思う。
そして、2022年から2023年に掛けてAppleからAR/MRデバイスの登場が噂されている。同社は以前より「ARkit」を配布し、開発者支援を行ってきた。AppleWatchの経験を基に開発することが予想され、少なくともAppleファンを中心に数多くのユーザーを魅了する製品になることが予想される。一説には1,000ドルを超える予想もあるが、世代を重ねる毎に低価格化が図られるかもしれない。発売されれば、XRデバイス市場の勢力図を瞬く間に塗り替えてしまうのは想像に難くない。
スマートグラスはガジェットとしての話題性が先行し、使用するメリットはごく一部に限られていた。多くの技術的課題を抱えるだけでなく、コンシューマーユーザーに広く受け入れられるアプリケーションも存在しなかったのも事実である。
しかし、スマートフォンの補助という一見ありふれた方向性の中に、真の成功のヒントが隠れているのかもしれない。2022年に登場するARスマート製品が今後の市場を占う重要な試金石となるのは間違いないと思う(賀川勝)。
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