ワイヤレスIoTでの問題点・課題(920MHz帯などでの課題)
前述したように、ワイヤレスIoT市場では近年、920MHz帯IoTが注目される。しかしそこでは、下にある【図表3】のような問題点・課題も存在する。尚、【図表3】での記載内容は必ずしも920MHz帯IoTに限定した問題点ではないが、主にそこに焦点をあてた内容となっている。
また920MHz帯では、「10%Dutyルール」といったユニークな取り決めがある。これは、920MHz帯では多数のネットワークが稼働することが想定されているため、「周波数帯を譲り合う」といったルールである。具体的には、例えば1時間(60分)といった時間内では、全体の10%となる6分間しか占有出来ないという規定である。尚、実際にはセンサーデータの送信といった場合は、ほとんど支障が出ることはないと見られている。ただ逆に言えば、このルールのため電波干渉は少ないとも言える。
このようなローカルな決まり事も、問題点として具現化するケースがある。(早川 泰弘)
【図表3:ワイヤレスIoTでの問題点・課題】