矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2022.10.14

【メタバースとデジタルツイン】

ICT・金融ユニットのメンバーが、ITをテーマにコラムを順次執筆します。担当している調査領域や、利用しているITツール、関心のある・今後拡大を期待しているITテクノロジーなどについて綴ります。一人目はユニット長の忌部です。

2015年に発刊した「2015 IoT時代の製造業ITソリューション」というレポートで、はじめてデジタルツイン、CPSを論じたが、それから7年経過した。当時は一部の人しか認識していなかったが、いまでは多くのユーザ企業が理解しており、共通認識となった。 そうしたなか出てきたのがメタバース。売り手側のなかには、このバズワード使わな損とばかりに、デジタルツインからメタバースへと売り文句を変更しているところもあるが、リアルと寸分違わぬものが求められるデジタルツインと、リアルでは体験できない世界観を表現しようとするメタバースでは、だいぶ意味合いが違ってこないか?と感じている。あまりマーケティング用語に踊らされず、着実な浸透を促進すべきだと思う(忌部佳史)。

忌部 佳史(インベ ヨシフミ) 理事研究員
市場環境は大胆に変化しています。その変化にどう対応していくか、何をマーケティングの課題とすべきか、企業により選択は様々です。技術動向、経済情勢など俯瞰した視野と現場の生の声に耳を傾け、未来を示していけるよう挑んでいきます。

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