矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2022.06.08

【通帳廃止による銀行の費用削減】

以前、銀行が硬貨の大量入金に手数料を徴求する傾向にあるとの内容をこの場でお伝えしました。その後も硬貨の大量入金に手数料を設ける銀行は増加し、現在は通帳の発行に手数料が発生するケースが出てきています。通帳の発行には印紙税が課せられ、1口座当たり年間200円を銀行が負担しています。通帳を廃止することでこの負担がなくなり、銀行としては費用削減につながるようです。

利用者としては、通帳ではなくスマホアプリやインターネットバンキングで残高を確認することとなります。利用者の利便性を損なわないためにも銀行各行はアプリのUI/UXの向上に力を入れています。

元々通帳と印鑑を用いて窓口で手続きしていたものがATMの普及で窓口取引が減少し、今後通帳がなくなっていくと考えると銀行取引の変遷を感じてしまいます(石神明広)。

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