株式会社シナスタジア(https://synesthesias.jp/)は、2016年9月に設立された東大発のスタートアップ企業である。主な事業内容として、自動運転車内でのエンタメサービス開発やVR/ARコンテンツ制作・技術開発、自動運転向け高精度3次元地図の技術開発などを通じて、新たな移動体験サービスを提供している。
今回街中実装パートナーとして参加している京浜急行電鉄は、既にシナスタジアとともにXR技術を活用したバスツアーを実施している。具体的には、横浜市みなとみらいを舞台に、VR/AR技術を活用したバスツアー「KEIKYU OPEN TOP BUS YOKOHAMA -NAKED XR TOUR-」を2021年12月~2022年1月末まで実施していた。屋根のない2階建てバスにてVRゴーグルを装着しながら、横浜・みなとみらいエリアを周遊する新しい観光体験を提案するバスツアーである。自動運転技術を活用して現在地を特定するとともに、歩行者や建物などをリアルタイムでセンシングして、周囲の環境に合わせたリアルなコンテンツを提供、好評を博したとする。
本アクセラレータープログラムでも京浜急行電鉄を街中実装パートナーに迎え、「5Gによる大量普及型XR顧客体験価値向上サービス」を実施する。2021年12月~2022年1月に実施したバスツアーではXR技術を活用したサービスへの需要が確認できた。しかし、横展開するにあたって、XR技術に映像の処理などでハイスペックなマシンが必要となることが課題として浮き彫りになった。今回は5G技術を使って映像を転送して処理することで、低コストかつ高精度なコンテンツ配信を実現し、京浜急行電鉄とともにXR技術を活用した観光サービス普及のための技術・サービス基盤の実装を目指していく(小田沙樹子)。
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