チューリッヒ生命保険株式会社は、2022年2月22日に新商品発表のための記者説明会を開催した。その記者説明会で、同社は50歳から加入可能な有期型の死亡保険「定期保険プラチナ」の発売を発表した。同社は2022年3月2日から定期保険プラチナの販売を開始する。
同社は人の生存・死亡に関わる第一分野の保険商品に、既に定期保険(「定期保険プレミアムDX」)と、収入保障保険(「収入保障保険プレミアムDX」)を販売している。既存の定期保険プレミアムDXは、20歳から加入することができる。
一方で今回発表した定期保険プラチナは、50歳から加入できる点がポイントとなっている。同社常務執行役員の野口俊哉氏は、新商品誕生の背景には高齢者社会の進展があると説明する。今まで同社は30~40代をメインターゲットとしていたが、高齢者社会の進展により50歳以上の年齢にターゲットを当てた商品が必要だと判断したのである。
同社では、50歳以上が加入できる定期保険プラチナによる死亡保障のニーズを「葬儀費用」とみている。一昔前は、家族が大勢いたため、万が一の場合は遺された家族同士で助け合うことが一般的だったという。しかし現在は、核家族化が進むことで、自分の葬儀費用を自分で用意する、という発想があるとみる。当然保険金の使用は葬儀費用だけではないが、葬儀費用なども賄えるとしてアピールする。
定期保険プラチナの特長は、最長90歳満了である点、保険金額を少額の100万円から設定可能である点、及びオプションによる更なる安心の提供を可能としている点である。特にオプションの1つの特定疾病保険料払込免除に関しては、ガン・心疾患・脳血管疾患の3大疾病に、肝疾患・腎疾患を加えた5大疾病型の特約を用意している点をウリとしている。
既存の定期保険プレミアムと新商品の定期保険プラチナの違いは、前者は20歳~49歳までの働く世代を、後者は50歳~80歳までというミドル世代から高齢者を対象にしている点である。前者は働く世代が中心のため、オプションも働けなくなったリスクに備えた「就業不能保険料払込免除」を用意している。さらに前者では、例えば「血圧が高くない」「喫煙しない」など非喫煙優良体型など、リスク細分型を採用している。一方で後者のミドル世代以上向けにとって血圧基準などは厳しいと同社は判断し、リスク細分はなしにしている。今回の新商品発表によって同社の第一分野における定期保険のラインナップは、20歳~49歳までの定期保険と、50歳~80歳までの定期保険という、シンプルな商品構成となった(小田沙樹子)。
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