矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2021.08.25

【ダブルスタンダード】

このところダブルスタンダードという言葉をよく耳にします。言葉の意味は「同じ事柄を、二つの異なる基準で評価すること。二重基準」。「コロナ禍で飲酒や外出の自粛を要請する一方でオリンピックを楽しんでほしいとするダブルスタンダードに国民が混乱している」といった使われ方です。

そういえば筆者も60年の人生の中でダブルスタンダードに悩まされた日々がありました。10代後半で親が海外赴任したため、2年ほど叔父夫婦と一緒に暮らした時のことです。叔母が米国人だったため、外では日本語、家では英語のダブルスタンダードな生活。そこで米国の進学に関する考え方の基準で問い詰められたのです。「YOUはなぜ今の学校を選んだのか?」「そこで何を学び将来は何をやろうとしているのか?」と日常的に問い詰められて、「第一志望の文学部に落ちたので、商学部に入った」と答えたのが最後、「なんだ希望は文学部だったのか、受けなおすべきだ」「だから勉強に身が入らないのだ」と言われ、「日本では入学するのが難しくて卒業は簡単だ」とか「偏差値で学校が決まるのだ」といっても、「決断できないのはスポイルされているからだ!」といわれ。自分の進路について考えさせられました。

現在は、このように経済系の原稿を書いており、当時の希望と実態の中間点に着地した感じです。当時は日本社会の流れの中で何となく決めてしまった進路ですが、日米のダブルスタンダードな生活を続ける中で叔母に問い詰められたことが、その後の進路決定の際に大きく影響した気がします。

ダブルスタンダードな生活は緊張を強いられますが、異なる基準から評価されることは、思考を深めることに役立つこともあるかもしれません。というよりも、筆者の日常などは二重基準で評価されまくりです。ウイルス感染だけは絶対に避けたいところですが・・(森健一郎)。

※画像はイメージです

YanoICT(矢野経済研究所ICT・金融ユニット)は、お客様のご要望に合わせたオリジナル調査を無料でプランニングいたします。相談をご希望の方、ご興味をお持ちの方は、こちらからお問い合わせください。

YanoICTサイト全般に関するお問い合わせ、ご質問やご不明点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

東京カスタマーセンター

03-5371-6901
03-5371-6970

大阪カスタマーセンター

06-6266-1382
06-6266-1422