Cloudera株式会社は記者発表会を開催した(2/7)。米ClouderaのCEOであるTom Reilly氏が来日し、「Cloudera Enterprise」の製品展開について説明を行った。
Clouderaは、「機械学習」と「分析」を可能にする、ビッグデータプラットフォームを提供している。クラウド環境に最適なプラットフォームの提供を通じて、顧客企業のビッグデータ活用を支援する。
説明の冒頭においてTom氏はClouderaの概況について明らかにした。まずClouderaのパートナー企業数は3000社を超え、世界規模で巨大なパートナーエコシステムを構築している。次に顧客企業の数は前年から48%増加しており、契約数でみても前年比40%程度の伸長率に なったという。また、案件規模も引き続き拡大しているそうだ。加えて、顧客企業の中には世界規模で活躍するトップ企業も多く含まれており、たとえば金融機関においてはトップ10社のうち7社が顧客であると明かした。
次に、Tom氏は今回、日本国内における先進事例のうち、株式会社DMM.comラボの事例を挙げた。DMM.comラボは、リアルタイム処理に長けた機械学習の枠組みであるApache Sparkを用いて、顧客に最適な商品を提示するレコメンデーションエンジンを開発、売上の拡大につなげているという。
続けてTom氏は、Sparkおよび分析を行うIMPALAの導入社数について、Sparkは850社、IMPALAは800社を超えていると明かした上で 、各々の製品を導入した8割以上の顧客が両製品を購入(オーバーラップ)していたと指摘。そこで、Clouderaは一つのプラットフォーム上でSparkとIMPALAを利用できる「Cloudera Enterprise」の提供を開始している。
Cloudera Enterpriseの特徴として、マルチクラウド・オンプレミスを問わず、データを検索・機械学習・分析の対象とすることができる点を挙げた。同プラットフォームを用いることで、データを一箇所に保管することが可能となり(写真)、さらにアクセス等を制御して高いセキュリティを担保することができると語った。
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Cloudera Enterpriseには、SparkやIMPALAをはじめとするオープンソースソフトウェア(OSS)が含まれている。OSSに高い操作性やセキュリティを付与したことが、Clouderaの顧客増加の一助となっているのではないかと考える。
(井上圭介)
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