娘を保育園に送る際にベビーカーに載せているものの、歩道でもガタガタしていて、毎度、突っかかっている。このちょっとしたガタつきは、ベビーカーに限らず、足腰の弱いシニア層や障がいを持った方にとってはリスクとなる。
道路のガタつきに限らず、誰もが利用しやすく、住みやすい社会を作り上げる考え方を「ユニバーサルデザイン(UD)」とよぶ。
UDの成功例として挙げられるのが、NECの開発したセブン銀行向けATMである。同ATMは音声ガイダンスの導入などによりロービジョンの方でも安心して利用できるということで大好評。ロービジョンに限らず、シニア層にとっても優しいATMとして広く受け入れ、
開発元のNECは随分利益を得たと聞く。
インターネットの読み上げ機能もUDの1つ。実は意識してみると意外と身近にある。
個人的には、東京オリンピック・パラリンピックによって、UDがさらに広まるものと期待しているが、実際にはどうか。実はUDはあらゆる業界において共通する課題であり、NECのATMのように競争優位性を築ける可能性を秘めている(山口泰裕)。
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