矢野経済研究所 ICT・金融ユニットでは、研究員がリレー形式でコラムを執筆しています。 今年度のコラムのテーマは「IT×○○」です。「IT×金融」のFinTechをはじめ、多くの「IT×○○」が誕生しています。 研究員が、今まで耳にしたなかで面白かった「IT×○○」や、あったら面白そうな「IT×○○」について綴ります。 13人目の投稿者は、FinTech等の調査をしている石神です。
何年か前、地方創生が騒がれる中、地方の土地を有効活用できないか考えたことがあります。そのなかで上がったアイデアの一つに「VRお墓参り」がありました。都市部では土地不足により墓地が不足しており、一方で地方は活用したい土地が余っている状況にあります。地方の広い土地かつ景色のいいところに墓地を作成し、VRで参拝することにより、双方の需要が合致するのではないかと考えていました。
同僚との雑談レベルであり、現実性は考慮しておりませんでしたが、近年実際にVRでお墓参りが可能なサービスが提供されています。新型コロナウイルスの影響により、県間移動ができない、親戚と集まれないといった問題もあり、活用事例も増えてきているようです。
お墓の清掃、お参りを業者が代行して行い、お墓の様子を360度カメラで撮影。その様子をVRを通して見ることでリアルな体験ができるようです。(石神 明広)
※次回へ続きます
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