矢野経済研究所 ICT・金融ユニットでは、研究員がリレー形式でコラムを執筆しています。 今年度のコラムのテーマは「IT×○○」です。「IT×金融」のFinTechをはじめ、多くの「IT×○○」が誕生しています。 研究員が、今まで耳にしたなかで面白かった「IT×○○」や、あったら面白そうな「IT×○○」について綴ります。 2人目の投稿者は、事業創造コンサルティンググループのユニット長も務める野間です。
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私が個人的に感じている、ITの活用によって劇的な変化がもたらされた業界を挙げるとするなら、それは自身が身を置いている調査業界の一つの方法であるアンケート調査です。
かつて消費者向けのアンケート調査と言えば、郵送による紙のアンケートが中心でした。業界では今でも多くの郵送アンケートが実施されてはいますが、それに取って代わる存在になりつつあるのがWebによるアンケート調査です。
まず、従来から実施されてきた紙のアンケート調査の主な作業の流れを説明すると、調査対象者のリスト準備→封筒への宛名の印刷→アンケート票の印刷→アンケート票の封かん→郵送→アンケートの記入→アンケート票の返送→一票、一票の入力→集計という流れになります。件数にもよりますが、最低でもざっと2か月程度は必要になります。また、郵送費、印刷費、返送費、入力の人件費など、諸々の費用も必要になってきます(野間博美)。
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