東京ビッグサイトで開催されたリテールテックJAPAN 2019に行ってきました(3/8)。ここでは、タブレット決済機能付きカート「スマートレジカート」を紹介します。
スマートレジカートは、小売業やITなどを手掛けるトライアルカンパニーと、システム開発会社の4U Applicationsが共同開発した製品です。この製品の特徴は、何と言ってもカートにタブレットが設置されていること。利用者は、あらかじめ登録しておいたプリペイドカードを使えば、レジに並ばずともタブレットと付属のスキャナーを活用して会計ができます。また、クーポン機能も搭載されており、タブレット上に様々な商品のクーポンが出てきて買い物に使用できる仕組みとなっています。
現在、本製品は、トライアルカンパニーが運営する「トライアルQuick 大野城店」(福岡県)で実際に導入されています。レジの前で並ぶ必要がなくなり、また、購入金額を把握しながら買い物ができるスマートレジカート。今後、スーパーマーケットなどでの購買体験が大きく変わっていきそうです。
(星 裕樹)
※写真1枚目は、スマートレジカートの全体像、2枚目はタブレット上に出されたクーポンの画面
YanoICT(矢野経済研究所ICT・金融ユニット)は、お客様のご要望に合わせたオリジナル調査を無料でプランニングいたします。相談をご希望の方、ご興味をお持ちの方は、こちらからお問い合わせください。
YanoICTサイト全般に関するお問い合わせ、ご質問やご不明点がございましたら、こちらからお問い合わせください。