矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2019.05.20

【リレーコラム:一番記憶に残っているIT】Apple iPhone①

矢野経済研究所ICT・金融ユニットでは、研究員が日々ICT関連分野の調査/研究をしています。そんな研究員たちの、「一番記憶に残っているIT(IT技術/ツール/ウェブサイトなど)」は、一体何でしょう?リレーコラム形式でICT・金融ユニットのメンバーが順に綴っていきます。第15回目の執筆者は、スマートフォンやVRなどを調査をしている賀川です。

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移動体通信の調査を実施する中で最も衝撃的だったプロダクトはApple「iPhone」を置いて他にない。国内販売が開始された初日に手に入れた事を思い出す。

当時、取材先企業でも話題の中心はiPhoneであり、「初年度はどれくらい売るでしょうか?」とか「タッチパネルのインターフェイスは受け入れられますかね?」「iPhoneの台数はいつ頃頭打ちになりますかね?」といった質問を受けた事が記憶に残っている。個人的には所有欲を満たす筐体デザインと質感の高さ、誰でも簡単に扱える直感的なインターフェイスを実現した点を高く評価している。

AppleはiPhoneの発売にあたり日本のNTTドコモの「i-mode」に代表されるモバイルインターネットサービスを徹底的に研究したとされる。それは販売奨励金を軸とした端末の販売方法や、コンテンツ・アプリケーションの品揃えから流通方法迄、広範囲に及んだとされる。その成果が「App Store」であり、同社が端末販売以外に莫大な収益を上げる原動力となったのは衆知の通りである。(賀川勝)

賀川 勝(カガワ スグル) 上級研究員
新興国が先進国に取って替わり世界経済を牽引している現在、市場が成熟化するスピードも早くなっています。そのような状況下でお客様にとって本当に価値ある情報を最適なタイミングでご提供出来る様、常に心掛けております。

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