1月16日に弊社主催の「第2回InsurTechイベント」@大手町ファーストスクエアカンファレンス イーストタワーを開催いたしました。
来場者は160名強に上り、非常に盛況な会となりました。「中の人」であります私も、InsurTechにかける期待の大きさや熱気を肌で感じることができました。
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さて、簡単に各講演内容を報告していきたいと思います。
まず初めに登場したのが、ZhongAn International社のBill Song COO。ZhongAnは中国の著名なネット保険会社で、テンセントやアリババ、平安保険が共同出資で設立。2017年には香港市場に上場した、InsurTech領域において世界でみても最も勢いのある企業の1つです。
同社の子会社、ZhongAn International社でCOOを務めるBill氏は、「InsureTech Drives Healthcare Industry in Digital Era」と銘打ち、多くの失敗の中から300以上のイノベーティブなサービスを創出してきたと発表。今後も謙虚さを忘れずに新たな保険商品を積極的に創出していきたいとして締めくくりました。
同社は損保ジャパン日本興亜とも業務提携しており、日本でのデジタライゼーションにも絡んでいくキープレイヤーとなる可能性があり、要注目です。
次に「日本型InsurTechの方向性」と題したパネルディスカッションを開催(聞き手:弊社)。金融庁の三輪 純平 フィンテック室長やアクサ生命保険の松田 貴夫 取締役 専務執行役 兼 チーフマーケティング オフィサー、そして名古屋大学発のInsurTechベンチャーであります、PREVENTの萩原 悠太 代表取締役が登壇。データを活用した新しい保険商品やサービスも内包した新しい保険のあり方など、刺激的なディスカッションが繰り広げられました。
モデレーターとして私(山口)も参加したのですが、登壇者の皆さんが積極的かつイノベーティブなディスカッションを繰り広げて頂いたおかげで、緊張せずエンジョイすることができました。(山口)
※写真はパネルディスカッションの様子です。
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