矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2019.01.25

米国CES2019で アナリストは見た!① トランプ政権下のCES

毎年1月初旬に米国ラスベガス開催される世界最大のエレクトロニクス展示会「CES」に行ってきました。(写真2枚あり)

当コラムではCES2019の話題として、①トランプ政権下のCES、②世界中から押し寄せるスタートアップ、③進む異業種間競合、④動き出している米国MaaS社会、の4テーマを取り上げて掲載します。

第1回のテーマは「①トランプ政権下のCES」です。

空港に降りたってからホテルまでの道。目立つのは威容を誇るトランプタワー(写真あり)。米国大統領ドナルド・トランプ氏が2008年に建てた、ラスベガスでもトップクラスに高い64階建てのホテル&コンドミニアムです。高級レストラン、スパが併設。ここラスベガスでもトランプが躍進している感じがします。

その一方で、2008年のリーマンショックのあおりを食らい建設ストップしている大規模ビルもあります(写真あり)。ホテルからCES会場までの途中にあるこのビルは、10年後のここにきて建設再開しているといいますが・・・。

ところでCES期間中も米国のTVでは「米政府機関の閉鎖」関連ニュースが四六時中流れていました。トランプ大統領が主張するメキシコ国境との「壁」費用問題を端緒としたものです。日本にいた時はこれほど大きな事態とは感じなかったのですが・・・。

いずれにせよ政治とは関係なく2019年のCESも華々しく開催され、全世界から4400社以上の企業が出展。会期中には18万人以上が来場し、AIやIoT、自動運転、モビリティ、5G、8Kなどの最新技術に注目が集まりました。

その一方で今回のCESには、やはり政治の影響を受けるシーンもあり、次回はそこについて書いていきます。(森健一郎)

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