矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2019.04.08

【リレーコラム:一番記憶に残っているIT】PCイコールIBM(コンパチ)の時代①

矢野経済研究所ICT・金融ユニットでは、研究員が日々ICT関連分野の調査/研究をしています。そんな研究員たちの、「一番記憶に残っているIT(IT技術/ツール/ウェブサイトなど)」は、一体何でしょう?リレーコラム形式でICT・金融ユニットのメンバーが順に綴っていきます。第13回目の執筆者は、上海現地法人での勤務経験がある古舘です。

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私が最初に手に入れたパーソナルコンピュータは、大学時代に先輩から譲ってもらったIBM製PS/2の最廉価モデルでした。モニター(当然CRT)と本体が一体型になっていて、アップルのMacみたいでかっこよかったのです。アップルは憧れでしたが、高額で手が出ませんでした。まだOSのWindows 95が登場する前ですので、DOSプロンプトのコマンドラインから打ち込んでWordPerfectやLotus 1-2-3を起動する必要がありました。マウスやキーボードを接続するPS/2ポート規格が初めて採用された機種でした。
IBM PS/2のスペックは、CPU8MHz、RAM512KB、HDDは無し、3.5インチフロッピーディスクドライブは720KB(DD:ダブルデンシティ)、ちなみにこれを書いているノートPCはCPU2.6GHz(325倍),RAM4GB(7,800倍)ですので、ムーアの法則も言わずもがなです。
インターネット以前でしたから、通信もせずスタンドアローン。唯一つながっているのは、ドットマトリックスプリンタだけでした。(古舘 渉)

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