矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2019.03.27

【リレーコラム:一番記憶に残っているIT】スマホと楽器練習①

 矢野経済研究所ICT・金融ユニットでは、研究員が日々ICT関連分野の調査/研究をしています。そんな研究員たちの、「一番記憶に残っているIT(IT技術/ツール/ウェブサイトなど)」は、一体何でしょう?リレーコラム形式でICT・金融ユニットのメンバーが順に綴っていきます。第12回目の執筆者は、金融分野を研究する白倉です。

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 スマホは楽器演奏の個人練習に欠かせないツールになった。今は、譜面の前に立ち、スマホアプリを起動する風景が珍しくない。

以前は、まず練習の前にB♭(ト長調のシの♭)の音程をある基準値、例えば440Hzか442Hzに合わせるためにチューナーという器具を用いた。そして、いざ練習という時に一定のテンポを保って演奏するためにメトロノームを頼りにして練習したものである。

 それが、今ではこうした器具の機能がスマホのアプリに集約されている。また、音程を示す針や数値、テンポを知らせる音など多種類あり、見た目にもあきがこない。スマホアプリの効果は、楽器以外の荷物の削減化と器具の購入コスト低減化に貢献している。更に、閉ざされた空間の中で無機質な器具と一緒に練習するより、色彩豊かな環境下で楽しく練習ができることなどの波及効果もあると思う。(白倉和弘)

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