矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2018.10.26

無人決済店舗を実際に利用してみた

JR赤羽駅(東京都北区)の構内にある、無人決済店舗に行ってきました(10/19)。サインポスト社のAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を活用した店舗で、10月17日より実証実験が行われています。

無人決済店舗「TOUCH TO GO」は、入口に設置してある機器に交通系電子マネーをかざすと、入口専用のドアが開く仕組みになっています。店内の天井にはカメラが16台、商品棚にも約100台設置されているとのことでしたが、カメラの存在が気になることはありませんでした。スーパーの買い物では防犯カメラが気になりがちな私ですが、無人決済店舗はカメラが店内に馴染むように設置されていたため、リラックスして買い物できたのかと思います。

約140種類の中から商品を選び、出口付近にある決済ゾーンに進むと、手に持つ商品がレジのディスプレイに表示されました。私は、小倉シベリア1点を手に持っていましたが、ディスプレイには小倉シベリアと紅茶の2点が表示されました。私が商品選択に迷い、手に取ったり棚に戻したりを繰り返したからかもしれません。間違っている場合は、自分でディスプレイをタッチして商品数を変更します。後は、交通系電子マネーで決済を行い、レシートを受け取ると会計終了です。

入店できるのは1度に3人まで、利用者は事前に説明書を読む、といった取組みのおかげもあり、スムーズに買い物ができたと思います。ただ、会計の際に商品数を確認したり修正したりすると、そこでタイムロスとなり、レジ待ちの原因になってしまいます。無人決済店舗でストレスなく買い物できるようになるには、画像認識や物体追跡の技術向上が一つのポイントになると感じました。

(星 裕樹)

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