矢野経済研究所ICT・金融ユニットでは、研究員が日々ICT関連分野の調査/研究をしています。そんな研究員たちの、「一番記憶に残っているIT(IT技術/ツール/ウェブサイトなど)」は、一体何でしょう?リレーコラム形式でICT・金融ユニットのメンバーが順に綴っていきます。第6回目の執筆者は、リテールソリューションや屋内位置情報ソリューションなどを研究する野間です。
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私はYanoICTではそれなりの古株で矢野経済のIT化の歴史と一緒に歩んできましたので、この話を避けて通ることはできないでしょう。
私が入社したころの当社は、文章こそワープロでアルバイトさんに入力してもらっていましたが原稿は手書き、市場規模の推計や細かな分野別の実績の推計など、ほとんどの社員が「電卓」による手作業で行っていました。一日に何百回も電卓のキーストロークです。エラーもしょっちゅう・・・
そこに我儘を言って導入しもらったのが、NECのPC-98シリーズのノートパソコンです。フロッピーを何度も挿したり抜いたり、GUIなんて存在しないバージョンのロータス1-2-3を覚えるのは大変でしたが、一旦覚えるとあらゆる計算が一瞬で出来上がってしまいます。これまでなんと無駄な労力を使っていたのかと愕然としたものです。
その後、手作りのイーサネットのケーブルで社内LANを構築する時代が来るのですが、そのお話はまた次回・・・(野間博美)
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