ピュア・ストレージ・ジャパンは、3種類の新たなデータ・セントリック・ソリューションに関する記者説明会を開催した(7/13)。その中から、ストレージの新たなモデル「Evergreen Storage Service(ES2)」を紹介する。
従来のストレージは、一定期間が経過する度にリプレースする必要があった。その上、新しいストレージの購入やチューニング、データのマイグレーションに時間や費用を必要とすることに加え、システム障害やデータ損失のリスクも抱えていた。
ES2は、従来ストレージが抱えてきた課題を解決し、一定期間の経過後もリプレースとアップグレードをしながら永続的に使用できる。必要に応じて容量を拡張でき、チューニングは不要。アップグレードやデータのマイグレーションはダウンタイムなしで実行可能である。同ソリューションは、STaaS(Storage as a Service)の提供を実現した。
ES2の料金体系は、毎月の使用量を1GB単位で計測して課金する従量課金制となっている。利用に際しては、100TB以上のストレージ契約、そして最短12か月以上の利用契約が必要となる。
(星 裕樹)
※写真はピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 田中良幸 氏とピュア・ストレージ 戦略部門副社長 マット・キックスモーラー氏
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