矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2026.09.25

【アナリスト便り】「2026 量子コンピュータ市場の現状と将来展望」を発刊③

【アナリスト便り】「2026 量子コンピュータ市場の現状と将来展望」を発刊②の続き

 
■利用企業もイノベーターからアーリーアダプターへと普及に向けて動き出した
利用企業についても変化が見受けられます。2020年前後から実証実験を進めている、三菱ケミカルやJSRなどをはじめとした、いわゆるイノベーターの取組みが目立ってきましたが、2025年~2026年にかけて第二集団(=アーリーアダプター)が登場、量子ベンダーに引き合いが多く寄せられているようです。
両者では質が大きく異なっており、イノベーターは実証テーマが明確で、かつ実証に必要な量子コンピュータなどに関する人材も抱える一方、アーリーアダプターはテーマは明確も、残念ながら量子人材が不足しており、人材育成支援から取組むケースが増えてきているそう。
 
普及に向けては、死の谷やダーウィンの海などいくつかのハードルが待ち構えていますが、まずは死の谷を越えていきそうです。
上記について、弊社のホームページ、Yano ICTのアナリストオピニオンにおいて、もう少し言及した量子コンピュータ関連のオピニオンを掲載しますので、そちらもお楽しみに!
 
山口 泰裕(ヤマグチ ヤスヒロ) 主席研究員
ITを通じてあらゆる業界が連携してきています。こうした中、有望な業界は?競合・協業しうる企業は?参入障壁は?・・・など戦略を策定、実行に移す上でさまざまな課題が出てきます。現場を回り実態を掴み、必要な情報のご提供や戦略策定のご支援をさせて頂きたいと思います。お気軽にお声掛け頂ければと思います。

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