5月28日に『2026 AI時代のサイバーセキュリティ市場の現状と展望』を発刊しました。本レポートでは、AI時代におけるサイバーセキュリティ市場の動向分析に加え、関連する市場についても整理していますが、その中で私はサイバー保険の分野を担当しました。
サイバーセキュリティの取材を進める中で感じたのは、サイバーリスクの質が大きく変化してきている点です。従来は個人情報漏えいといった個別のインシデントに対するリスクが中心でしたが、近年はサイバー攻撃によって事業活動への影響が大きくなり、経営リスクとしての側面が強まってきているようです。
こうした変化を受けて、保険の提供内容にも変化が見られます。近年では、補償にとどまらず、インシデント対応支援や予防サービスと組み合わせた形で提供されるケースも増えています。保険が単なる「事後補償」から、「リスクマネジメントの一部」へと位置づけが変わりつつあるようにも感じました。
今回の取材では大手損害保険会社様にサイバー保険の取組状況についてヒアリングさせていただきました。現状の市場動向をどのように捉えているのか、また今後の展望をどのように見ているのかについても整理しています。ご協力いただいた企業の皆様、この場を借りて御礼申し上げます。
なお、本レポートでは企業へのアンケート分析に加え、サイバー保険のみならず、サイバーセキュリティ市場やアイデンティティ管理市場、IT資産管理市場といった関連分野についても、企業様へのヒアリングを通じて取組動向を整理しています。ぜひご覧いただけますと幸いです。
『2026 AI時代のサイバーセキュリティ市場の現状と展望』(2026年5月28日発刊)
https://www.yano.co.jp/market_reports/C68100700
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