関西学院大学と日本IBMは、AI共同プロジェクトに関する記者発表会を開催した(7/10)。その中から、「チャットボットによるキャリア支援」を紹介する。
関西学院大学は、2018年7月2日より「チャットボットによるキャリア支援」を開始した。これは、IBM Watson Assistantを使った自動回答サービスで、就職活動の進め方や手続き方法など約600の質問に対応する。関西学院大学の全学生約24,000人が対象で、スマートデバイスを用いて24時間利用することが可能である。学生からの質問には、これまでキャリアセンターの職員が対応しており、年間約1万7,000件の問い合わせがあった。IBMグローバル・ビジネス・サービス事業本部パートナーの石田秀樹氏は、問い合わせの約8割をチャットボットに対応させたいと語った。
石田氏は、取り組みの成果を報告した。7月2日から1週間で約2,500件の質問があり、チャットボットは約2,000件に回答したという。利用者数は約500人で、そのうちキャリアセンターを一度も利用したことがない学生は8割にのぼった。石田氏は、対面のわずらわしさや恥ずかしさを乗り越えるツールとしてチャットボットの需要があるとみている。また、導入にあたっては、学生特有の短文表現や若者言葉にも対応するよう工夫したという。例えば、「私、キャリア、どうしたらいいの?」という質問に対し、行間を読んで適切な回答ができるようIBM Watson Assistantに学習させたと語った。
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私は、気恥ずかしさからキャリアセンターへ行けなかった大学生だったため、チャットボットによる自動回答サービスがあったら大いに活用していたと思う。就職活動やキャリアに関し、大学1年時から気軽に質問したり情報収集したりできるのは、キャリア教育の観点からも意義深いと感じた。
(星 裕樹)
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