矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2026.01.27

【短期集中連載】生成AI/AIエージェントレポート発刊コラム⑧:『削減された工数はどこに? 』

【生成AIを活用したことで年間○○時間の削減を実現しました!!】は、よく見るタイトルである。これ自体は非常に意味のあることだと思っている。一方で、ここで削減された時間なり工数はどこにいったのか、というのも気になる。
 

今後、事務作業の自動化が進んで工数削減が実現できたとして、単に人材を削減してしまうのか、それら人材をリスキリングして新たに活躍できる場を設けるのか。これは大きな差ではないか。人手不足が深刻化していく中で、新たな人材を確保することは容易ではない。会社に慣れた人材を再配置できれば、事業の拡大も見込める。削減した工数や時間を再分配したことで、事業や売上の拡大が見込めます、までいけると導入の効果が大きく見える。そんな部分まで示せると、導入検討ユーザとしてもありがたいのではないかと思う。 

今野 慧佑(コンノ ケイスケ) 研究員
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