調査を通じて感じたのは技術ができることと、やってよいことは同じではないということである。生成AIの進化で、人間そっくりなアバターや音声を体験できる場面が増えてきた。
便利である一方、どこからが「やりすぎ」なのかは決めにくい。著作権など法の話は分かりやすいが、もう一段手前に倫理の問題がある。たとえば、本人がOKと言えば何でも許されるのか、本人が亡くなっている場合は誰が決めるのか、周囲の人が強い違和感を持つ使い方はどう扱うのか。リアル空間のクローンとデジタル空間のアバターは別物だと言っても、見た目や声が近づけば境界はあいまいになる。
だからこそ、法律の整備を待つだけでなく、「本人の同意」「利用の範囲」「悪用された時の責任」まで含めて、倫理面のルール作りも同時に進める必要があるのではないか。
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