矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2025.12.11

【アナリスト便り】『2025 SDV時代における車載アプリケーション市場の徹底研究 ~アーキテクチャとビジネスモデルの将来像~』を発刊

2025年11月末に『2025 SDV時代における車載アプリケーション市場の徹底研究 ~アーキテクチャとビジネスモデルの将来像~』を発刊しました!
SDVが盛り上がるなか、今回、車載アプリケーション等に関する市場規模推移・予測(2021年~2030年予測)に加えて、車載アプリケーションおよび車載プラットフォームのアーキテクチャとその変遷(2018年以前/2025年/2028年/2030年)について、各社様との意見交換をベースに弊社の仮説を提示してみました。
SDVというと、経済産業省が「モビリティDX戦略」において「クラウドとの通信により、自動車の機能を継続的にアップデートすることで、運転機能の高度化など従来車にない新たな価値が実現可能な次世代の自動車」と定義、いわゆるOTA(Over The Air)が可能な自動車としていますが、実態はそんなシンプルに定義できるほど単純なものではありません。
今回、「徹底研究」と名付けたとおり、車載関連アプリケーション市場について領域別に分けて市場規模を算出したほか、アーキテクチャもより現実に近いものが作れたのではないかと自負しています。

ちなみに「アプリケーション」とタイトルにありますが、皆さんがお使いのスマホのエンタメを中心としたアプリと、車載向けのアプリでは大分範囲が異なります。もちろん、車載向けにもエンタメアプリがありますが、模式図に示すとおり、車両制御/ADAS/ボディ系/情報系の4つのドメインに紐づくアプリケーションを対象としています。なお、スマホ向けの一般的なアプリケーションは、4区分のうち、情報系ドメインに紐づくものと思ってもらえればと思います。

山口 泰裕(ヤマグチ ヤスヒロ) 主任研究員
ITを通じてあらゆる業界が連携してきています。こうした中、有望な業界は?競合・協業しうる企業は?参入障壁は?・・・など戦略を策定、実行に移す上でさまざまな課題が出てきます。現場を回り実態を掴み、必要な情報のご提供や戦略策定のご支援をさせて頂きたいと思います。お気軽にお声掛け頂ければと思います。

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