矢野経済研究所ICT・金融ユニットでは、研究員が日々ICT関連分野の調査/研究をしています。そんな研究員たちの、“一番記憶に残っているIT(IT技術/ツール/ウェブサイトなど)”は、一体何でしょう?リレーコラム形式でICT・金融ユニットのメンバーが順に綴っていきます。
記念すべき第一回目の執筆者は、ICT・金融ユニットのユニット長 忌部です。
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社会人なりたての春、なけなしのお金をはたいて、Windows95搭載のパソコンを購入したのが始まりでした。振り返ると、そのパソコンにつながった先にあった世界が、私の人生に少なからず影響を与えていました。
私の一番記憶に残っているIT、それは、“ニフティサーブ”です。
ニフティサーブとは、ニフティ社(当時)が運営するパソコン通信サービスです。インターネットの発展とともに衰退していくのですが、当時は200万人の会員数を誇る日本最大のパソコン通信サービスでした。
ニフティサーブにはさまざまなテーマに応じてフォーラム(≒電子会議室)があり、会員同士が情報交換しています。私も夜な夜な電子会議室につなぎ、スレッドを追いかけたのを覚えています。
どの分野でも、その道のスペシャリスト(マニアやオタクというべきか?)が主のように存在していて、質問を投げると即レスがつき、ここにくれば解決できない問題はないのではないかと錯覚するほど、頼りになる情報源でした。(忌部佳史)
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