矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2025.09.10

AWS、自動車業界における自社の取り組みに関する勉強会を開催  

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWSジャパン)は、「第3回 自動車業界におけるAWSの取り組み(生成AI活用)に関する記者勉強会」を、2025年8月21日(木)に開催した。   AWSジャパンは、「ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)」の実現に向けた取組みが加速する自動車業界において、SDVの実現に向けたクラウドの必要性や果たす役割、自動車業界の変革にAIがどういった影響をもたらすのかなどについて、深堀していくことを目的として、この勉強会をシリーズで開催している。       

 

2025年5月、7月にもそれぞれ、「AWSの自動車業界向けの取り組み・支援について」、「SDV領域におけるAWSの取り組み」をテーマとして開催した。第3回目となる今回は、「自動車業界におけるAIの活用状況、最新の生成AI活用事例紹介」をテーマとして取り上げた。 

 

当日は、AWSジャパンの岡本氏(エンタープライズ技術本部 自動車・製造グループ本部長)、梶本氏(自動車事業本部 プリンシパルソリューションズアーキテクト)の2名が登壇し、自動車業界におけるAI需要の高まりに加えて、企業における生成AIの活用実例を紹介した。  

 

具体例として、AIのリーズニングモデル(注1)を用いてパーソナライズされた最適ルートプランニングや、AIエージェントを活用したIVI(車載インフォテインメントシステム)の仕様変更対応によるリードタイム短縮などを挙げた。最後には参加者からの質問にも応じた。

 

今回の勉強会は、AWSからみた自動車業界における生成AI活用の現状と可能性を示す場となり、参加者にとっても最新知見を把握する貴重な機会となった。 (鈴木 蒼)

 

(注1)AIが事実や情報に基づいて論理的に考え、問題を解決するための結論・結果を導き出すこと

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