NEDOは、生成AIの利活用促進を目的とした新たな懸賞金活用型プロジェクト「GENIAC-PRIZE」を2025年5月9日から開始すると発表した。
GENIAC-PRIZEでは、生成AIによる解決が望まれる以下の4テーマそれぞれに即した具体的なニーズに基づく生成AIサービスに成果に応じた懸賞金を授与する。これにより、生成AIサービスの開発と実導入を促すとしている。
賞金総額は4テーマの合計額で総額約8億円。
2025年5月から12月が応募者による開発、実証等の期間となっており、2026年1月から3月に審査、表彰式は2026年3月末となっている。
テーマ
・製造業における暗黙知の形式知化
・カスタマーサポートの生産性向上
・官公庁における審査業務(特許審査業務をモデルとする)の効率化
・安全性向上に資する技術開発
仮に4テーマで分けるなら1テーマあたり2億円。懸賞金の多寡にはさまざまな意見はあろうが、ベンチャー企業の発掘や技術力のある有望人材とのアクセスなど懸賞金を超える価値があるはずだ。その成果に期待したい。
https://www.meti.go.jp/press/2025/05/20250509002/20250509002.html
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