矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2025.04.16

【発刊裏話】2025 eKYC・公的個人認証/当人認証ソリューション市場の実態と展望

今後のeKYC市場において、マイナンバーカードの利用拡大は重要な観点となります。2025年2月現在の人口に対する交付枚数率は77.6%となり、順調に普及は広がっています。健康保険証や運転免許証との一本化なども普及の後押しになると思われます。
一方で、マイナンバーカードの利用拡大には、イメージの改善が必要との意見を取材させていただく中で何度か耳にしました。マイナンバーカードを持ち歩くことや本人確認に利用することに漠然とした不安を感じるユーザーがまだ多いとのことでした。コンビニ等での証明書発行やふるさと納税のワンストップ申請のように、利便性の高いサービスの提供していくことで、マイナンバーカードの利用を促していくようです。(石神明広)

石神 明広(イシガミ アキヒロ) 研究員
現在の市場の分析だけでなく、それによって何がもたらされるか、どう変化していくかといった将来像に目を向けていきたいと考えております。一歩踏み込んだ調査を心掛け、皆様のお役に立てるよう精進を重ねて参ります。

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