今後のeKYC市場において、マイナンバーカードの利用拡大は重要な観点となります。2025年2月現在の人口に対する交付枚数率は77.6%となり、順調に普及は広がっています。健康保険証や運転免許証との一本化なども普及の後押しになると思われます。
一方で、マイナンバーカードの利用拡大には、イメージの改善が必要との意見を取材させていただく中で何度か耳にしました。マイナンバーカードを持ち歩くことや本人確認に利用することに漠然とした不安を感じるユーザーがまだ多いとのことでした。コンビニ等での証明書発行やふるさと納税のワンストップ申請のように、利便性の高いサービスの提供していくことで、マイナンバーカードの利用を促していくようです。(石神明広)
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