矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2018.01.22

【イベントレポート】業務を効率化するG suiteで働き方改革を推進

昨今、働き方改革が話題となっています。Googleでは一日に8万回以上「働き方改革」というキーワードで検索されているそうです。企業で働き方改革は実際に順調に行われているのでしょうか。

2017年2月のGoogleの調査によると、働き方改革について「世間で注目されているほどには自社内で推進されていない」と回答した会社員は81.4%、「具体的な方法がわからない」と答えた会社員は68.7%に上るとのことです。

まず、働き方改革の目的に立ち返ってみましょう。首相官邸HPによれば、働き方改革は労働生産性の向上を目的としています。SBクリエイティブ(株)が主催したセミナー「G Suiteで実現する働き方改革」において、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社のGoogle Cloudカスタマーエンジニア 小林直史氏は、業務を簡素化・自動化するクラウド型アプリケーション「G Suite」の利用を提案しました(2017/10/20)。

G Suiteの機能の一つである、テキスト文書の作成や編集を行う「Google ドキュメント」は、作成した成果物を社員間でリアルタイムに共有することができ、組織全体での労働生産性の向上を図ります。資料を50人のユーザーで同時に編集することが可能で、ファイルのバージョン管理などの手間を省きます。
さらに、G Suiteのクイックアクセスという機能では、機械学習を用いて操作対象となるファイルを予測し、自動的に表示することで検索などの操作時間を短縮します。1日の特定の時間帯に使用されるファイルや、ファイルと関連するミーティングの開催日時などを基に予測を行います。
実際に、英プライスウォーターハウスクーパース(PwC)では、G Suiteの導入により一週間あたりの業務を約9時間削減できたといいます。

G Suiteによって定型業務を自動化することで、社員が単純作業を行う時間が激減するでしょう。勤務時間が減少し、もしかしたら15時に退社するプレミアムフライデーがより身近になるかもしれませんね。
(井上圭介)

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