「発刊裏話」では、レポートの担当者が制作にあたっての所感、苦労した点などを紹介します。
40年近くCAE市場をみてきた担当者は引退、本レポートから本格的に私にスイッチしました。
機械系CAEは13領域、機械系以外は4領域と、かなり網羅的な内容であることから、例えば、樹脂射出成形解析であれば、「ひけ」「かけ」など、各領域ごとに特有の言葉や解析に係る専門用語のオンパレード、理解に時間を要しました。
個人的には取材はディスカッションの場として位置付けているのですが、今回は初回ということもあり、取材企業から教えて頂くなかで深堀りをしていくスタイルで臨みました。
ちなみにCAEでよく話題として上るのが、自動車のハードウェア面となっており、今回で言えば、メガキャストやVirtual Testingなどがそれにあたります。実は私自身は車載ソフトウェアの動向も担当しているのですが、今回、CAEレポートを手掛けたことで、自動車のソフトウェアのみならず、ハードウェアに関するトレンドを目の当たりにしました。
次回は、今回の調査結果を踏まえ、多少なりともディスカッションできる状況に持っていくべく知見を積み重ねて望みたいと思います。
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