私はバズワードとして登場するテクノロジーには、夢や浪漫を感じたいと思ってしまうのだが、少々感傷的だろうか。
バズワードが消滅したといっても、生成AIが突如登場してきたこと考えれば、心配せずとも彗星のように次世代を担う先端技術がきっとすぐに登場することだろう。しかしそのテクノロジーに夢や浪漫の香りが残っているのか、それが少々心配である。
政治的にはロシア・中国が近づき、西側諸国と中・露とがぶつかり合う構造になってきている。米露、米中という2カ国間での競争関係とは様相が異なり、以前よりもはるかに混沌としてきている。それだけに今後のバズワードは軍事技術が見え隠れするようになるかもしれない。無論、元来、先端技術は軍事から生まれることが多いのは承知済みだ。それでも、きっかけはそうだとしても、私はバズワードが示す未来に血ではなく夢をみることができた。
次に生まれるバズワードも、ぜひ夢を見させてほしいと心から願う。(忌部佳史)
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