一方で、弊社内で議論したときにふと気づいたのは、タイトルにもあげた“バズワード消滅”である。いま、バズワードが見当たらないのである。
いやいやそんなことはないという意見もあるだろう。そもそも生成AIがその筆頭だと捉えることもできる。
しかし、ここ数年のバズワード(と呼んではいけない残る技術も含まれるが)の量は尋常ではなかった。先にも一部挙げたが、AI、ディープラーニング、IoT、WEB3、DAO、NFT、ブロックチェーン、X-Tech(FinTechなど)、RPA、CPS/デジタルツイン、メタバース、MaaS・・・と新出のキーワードがとにかく多かった。
多くなったのには理由がある。それは一世代前のバズワード、クラウドがポイントだと思う。IT基盤がクラウドベースに変化し、そこに極めて大量なデータが蓄積された。それがビッグデータという概念を生み、そこから価値を取り出すことが可能になった。その周りにエコシステムが形成され、サイバー側に存在するデータや機能が充実していくほど、それを拡張・強化したり、その欠点を補完するアイデアが生まれたりとサイバーワールドの出現が、新しいテクノロジーを醸成する基盤になったといえる。この基盤があるがゆえに、5,6年程度前から一気に新しい技術が芽吹いてきたといえるだろう。
その対比として考えれば、2024年は明らかにバズワードが消滅している。生成AIを除けば、これ!と思いつくものがない。皆さんはあるだろうか?(忌部佳史)
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