矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2018.05.23

【矢野ICTアナリスト通信】相槌の頻度とタイミング

私達の仕事は取材に伺うことも多いのですが、最近、「相槌って奥が深いなあ」としみじみ感じます。相槌をうつごとに対話相手の心情や言葉に影響を与えるし、その結果、会話の経過や着地も、内容の充実度も変わってしまう。

過去、日本認知科学学会で発表された「相槌の頻度とタイミング」についての論文では、相槌の素早さによる対話相手の心情分析が紹介されました。対話相手からの相槌が2番目に早いのは賛成の時、3番目は中立の時、4番目は理解できていない時、5番目は不賛成の時。さて、1番目はどんな時でしょう?答えは、1番目も「不賛成のとき」。不賛成のとき、「その話を早く終わらせたくて相槌を行う」「賛成の言葉を発し難いので相槌が遅れる」という2つのケースがあることが紹介されました。確かにそうかも!…と思うと同時に、取材時間には限りがあるので、出来るだけスムーズに沢山質問したいのも事実。「素早く相槌を打ちながら、表情とうなづきで賛成の意を示そう!」と思ったのでした。

(加藤佳奈)

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