矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2019.12.04

【リレーコラム】令和と書いて「へんかのおもしろさ」と読みたい

矢野経済研究所ICT・金融ユニットでは、研究員が日々ICT関連分野の調査/研究をしています。2019年度は「平成を振り返って/未来に想いを寄せて」をテーマに、リレーコラム形式でICT・金融ユニットのメンバーが順に綴っていきます。11人目は、MaaSやネットワークカメラ市場をみている森です。

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さて令和元年だ。「令をかかげて和をなす」と読めば、車載IT担当者としては欧州の掲げる「標準化」、米国の掲げる「プラットフォーム化」を連想してしまう。自動車産業は「CASE」をキーワードとする世界的大変化の渦中にある。企業は大変化に対応しなくては生き残れず、しかし単独では難しいので、標準化やプラットフォーム化を掲げることで仲間を募り、一緒に大変化しようと試みている。出来たところだけが生き残れるのだ。そして個人的にも大変化が求められている。何せ所帯を持って30年なので、自分も周囲も30年かけてため込んだ多様なものの重さがある。家庭・組織・社会から求められるものも色々と重くなってきているのだ。「令和」と書いて「へんかのおもさ」と読みたい。むしろ一歩進んで「へんかのおもしろさ」と読めれば、もっといいだろう。(森健一郎)

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