矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

2018.07.12

営業パーソンと二人三脚、NIコンサルティングのAI秘書

「ヒューマンキャピタル2018」(東京国際フォーラム・7/4~6)を訪れた。NIコンサルティング社の営業支援ソリューション「AI秘書」が興味を引いた。

「AI秘書」は、3頭身ほどのアシスタントキャラクターがPCやスマートフォンの画面上で営業パーソンに話しかける仕組みとなっている。「案件進捗漏れ通知」機能では、営業パーソンが記録した案件進捗状況をもとに、もし報告が漏れていた場合はアシスタントが画面上で教える。「ボトルネックサーチ」機能では、営業プロセスを可視化し、ボトルネックをアシスタントが指摘する。この機能は、対象期間や対象者といった「サーチ条件」と、商談目的や商談進捗度といった「プロセス条件」の情報をもとに「AI秘書」がボトルネックを把握する仕組みである。

「AI秘書」のアシスタントキャラクターは、自分でキャラ設定や衣装の着せ替えができ、自分好みのアシスタントに仕上げる楽しみがある。また、キャンペーンなどの進捗状況が一目でわかる「キャンペーンダービー」や、目標達成に向けた活動をビンゴゲームに見立てた「BINGO!」など、ゲーミフィケーション機能もある。同社は、営業パーソンが「管理されている感」を払拭し、「AI秘書」を楽しく前向きな感覚で使えるソリューションにしたいという。

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自分好みのアシスタントキャラクターが画面上に存在するなら、仕事のモチベーションも上がるかもしれない。

(星 裕樹)

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