Yz Survey -マーケットサーベイ-

2011年 デジタルサイネージに関する意識調査 その2

最近注目を集めるテーマについて、Yano ICTが独自に実施したWEBアンケート調査結果をご紹介いたします。
今回は2年前の9月、一昨年の5月、昨年5月に実施したデジタルサイネージに関する調査の第4回目となります。この間約1年半の変化も含めて分析いたしました。
その1の調査結果はこちら(http://www.yanoict.com/yzsurvey/2011/2.html)

2011年 デジタルサイネージに関する意識調査 その2
調査概要
  • 調査方法
    矢野経済研究所 提携先WEBアンケートモニター登録者へのWebアンケート調査
  • 調査時期
    2011年6月13日~14日
  • 調査対象
    東京在住の男女351名(うち男性:171名/女性:180名)
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交通機関で高評価、屋外ビジョンには否定的評価

各設置場所ごとのサイネージに関して、その印象を聞いた結果を以下にまとめている。

交通機関に関しては、「便利、見やすい」という点での評価が高く、また他のメディアと比較しても、この点で大きく評価されていることが分かる。交通機関に関しては、「特になんとも思わない」という回答が他のメディアと比較して最も少なく、総じて評価が良好である印象である。

駅や空港に関しては、「先進的」という評価が21.4%と、他のメディアと比較して最も多く選択されている。また、ポイントとしては低いが「高級感」という感想でも、ほかのメディアと比較して最も多い結果となった。

商業施設に関しては、全体に印象が薄い傾向にあり、「特になんとも思わない」という指摘が多くなっている。

屋外の大型ビジョンに関しては、肯定的な評価項目では特徴が少なく、「邪魔、うるさい」という選択肢で、他の設置場所よりも多く指摘されており、否定的な見解が多い傾向となっている。

設置場所ごとのサイネージの印象(n=351)
震災発生時に役立ったとの回答はわずか4%

震災の発生時におけるサイネージのかかわり方に関して聞いてみた結果は、以下の通りである。
地震情報が震災発生時に役立ったと回答したのは、全体のわずか4%に留まった。
全体の約9割の人が、発生時には周囲にサイネージがなかったと回答し、まだまだこういった緊急時の情報媒体としての活用が進んでいないことをうかがわせる。
また、サイネージはあったが、避難等に役立つ情報が流れていなかったという回答も、役立ったという人と同様のレベルで存在しており、こういった際のサイネージのあり方を検討していく契機にする必要があるだろう。

震災時のサイネージの役立ち方(n=351)
節電のためにサイネージを消すべき、という意見は少数

現在の電力が不足する状況下において、サイネージをどのように活用すべきかを考えてもらったのが、以下の結果である。

既に最近多く見られる、東京電力管内の電力使用量を示すサイネージに関しては、6割以上の人が望ましいと回答している一方、望まないという回答も1割存在している。
放射線量の表示に関しては、電力量の表示以上に望ましいと考えられており、電力問題以上に放射線量への関心が高まっているようだ。
もっとも好ましいと考えられているのは、緊急時の避難経路や交通情報などとなっており、サイネージと交通機関との関連性が強く印象付けられているようだ。 広告に関しては、控えるべきという意見が多くなるかと想定されたが、約35%が肯定派、否定派は2割を下回った。
また、節電意識から、表示そのものをやめるべきという見解に対しては、およそ3割程度の同意に留まった。

震災後の電力不足下、表示すべき内容(n=351)
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